順番逆だけど、試合の前にPARCO劇場へ(昨日は『ムサシ』でした!)
EPAD Re LIVE THEATER in PARCO ~時を越える舞台映像の世界~
イキウメ『奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話』 上映会へ。
【チケット 1500円】上映時間:125分+アフタートーク
前川知大(『奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話』脚本・演出)、福井健策(弁護士、EPAD代表理事)、聞き手:濱田元子(毎日新聞論説委員兼学芸部編集委員)




PARCO劇場のスクリーンですが、『奇ッ怪』が上演されたシアターイーストのスクリーンサイズでの上映。
もちろん生で観る舞台とは違う(シンとした緊張感とか、客席の温度とか、ライブ感)けれど、高画質の8K映像は立体的なので役者たちが等身大で見えて本物の舞台を観ている感覚になり、劇場とは違う良さもあることを実感。
劇場だと前方席に座ると視野が限られて、上手を見ると下手のアクティングスペースが見えないとか、前の人の頭で見えないとか、後方席に座ると表情や小道具が見えなかったりするけれど、8Kの定点カメラによる映像の場合、どの席に座っても全体が、奥行きが、細かな表情や動き、美術の細部まで見える。
収録日の舞台のみ、カット割なしなので、セリフを飛ばしたり噛んだりしたら残ってしまう。客席の咳払いも入っていたから携帯オフにしない人がいたら着信音もバッチリ入ってしまいますが… 100年後、1000年後まで。笑
前川さんは演出家の立場で観るから、作り手の人の動かし方とかを観るだろうと。今回『奇ッ怪』を観て「そこじゃない」と思った場面もあったようです。
音響が凄く良いので、EPAD代表理事の福井さんがお話ししていましたが、加齢により耳が遠くなった人にも音がちゃんと届くのもいいと思いました。
昨日の『ムサシ』のようなバリアフリー字幕化されたユニバーサル上映も有意義ですし、字幕をつけて海外での上映する日もそう遠くないかも!
舞台芸術アーカイブ+デジタルシアター化支援事業(Eternal Performing Arts Archives and Digital Theatre)https://epad.jp/about/

浜ちゃんも来てました〜(『人魂〜』のときにもいたから、来ていると思っていました☺️)前川さんたちとお話ししている浜ちゃんを横目に捉えて、ご挨拶したい気持ちをぐっと抑えて駅に急いだわけです⚽️