『東城大学付属病院では、難易度の高い心臓移植手術“バチスタ手術”の専門集団「チームバチスタ」を作り、100％の確率で成功を収めていた。ところが今、3例続けて術中死が発生している。はたして患者たちの死は、事故なのか、殺人なのか？病院長は内部調査を思い立ち、窓際医師の田口にその厄介な役目を押し付ける。医大卒業時のテストに手心を加えてもらった負い目のある田口は、渋々にわか探偵を引き受けるが、当然のごとく上手くいかない。単純な事故として報告を締め括ろうとした矢先、「あなたの報告書、感心しました。こんなに騙されやすい人がいるとは！」と一刀両断する男が一人現れた。厚生労働省から派遣された破天荒なキレモノ役人、白鳥は「これは殺人だ、犯人はバチスタメンバーの7人の中にいる！」と断言。田口と白鳥はコンビを組み、メンバーを調査することに…。』http://tkj.jp/batista/
出だしは普通で、２時間テレビドラマでいいじゃん、と思っていたら・・厚生労働省の白鳥（あべちゃん）が出てきて急にドラマが動きだし、がぜん面白くなった。
この映画、あべちゃんは期待通りだったけれど（でももっと強烈でもよかった(^_^;)）、思ってもみなかった役柄の竹内結子がなかなか可笑しい（そしてかわいい）・・心療内科医師の田口のあの変な歩き方といい、犯人探しの調査のために書くメモといい、おもしろかった(*^_^*)。心療内科にくる患者さんたちはそんな田口先生に愚痴を言って癒されているんだろうなー。 竹内結子は清楚できれいな役もいいけれど、こういうキュートな役のほうが好きだなぁ。
犯人がわかりいったん解決したことが、あまりにも普通だったので、なーんだ(-_-)と思っていたら、そうはいかなかった)^O^( その展開は面白かったけれど、真犯人は病院勤務の激務が原因できっと狂ってしまったのね・・なんてマジで悲しいことだと思ったりもした。
「アヒルと鴨のコインロッカー」の中村義洋監督だけど、私は「アヒルと鴨〜」のほうが映画館で観るとしたら好きだな。「チーム・バチスタ〜」は面白いけれど、TBSの２時間ドラマでもいいかな。なんか物足りないのはなぜ？医師や手術シーンにリアリティがないから？
それにしても心臓手術（バチスタ手術）の専門集団「チーム・バチスタ」にあんなおろおろしてばかりいるダメ看護師をつけるのだけは止めてほしいわ(-_-)。原作はどうなんだろう・・。
