２ヶ月くらい前に「なかなかいい本だから」と薦められて原作借りてを読んだとき、悪くないけれど面白いとも思わず、さほど感動もなかったので、観なくてもいいかなぁと思っていた映画だけれど、フリーパスで観られるので観てきた（笑）。で、感想は・・原作を読んだときと同じだった。脚本は原作に忠実。途中で眠たくなっちゃったよ。悪くないけれど、私の中の “映画” ってこういうのじゃないのよ。
長崎俊一監督。『中学生になったばかりのまいは学校へ行くのが嫌になり、ママの提案でおばあちゃんのもとでひと夏を過ごすことになる。魔女の血筋を引くというおばあちゃんの暮らしは自給自足。野菜やハーブを育て、昔ながらの知恵を活かしながらの生活は、まいにとって新鮮に感じられた。課された“魔女修行”は、早寝早起き、食事をしっかり摂り規則正しい生活をするというもの。そんな暮らしは、やがてまいの心にも変化を起こさせるのだった…。』（goo映画より）
それでも“魔女”でもあるおばあちゃん（サチ・パーカー←シャーリー・マクレーンの娘ですって。この役にピッタリです）のいくつかのシーンにはホロリ(T^T) 孫のまい（高橋真悠）に「シロクマがハワイより北極で生きるほうを選んだからといって、だれがシロクマを責めますか」と言うシーンとか・・まいを怒った後で切なげに煙草を吸う後ろ姿とか・・。おばあちゃんが亡くなったあと、曇りガラスに残されていた「ニシノマジョカラヒガシノマジョヘ タマシイダッシュツダイセイコウ」の指文字とか・・。このおばあちゃんらしい潔い死だけれど、２年間も娘とその家族はおばあちゃんに会いに行かなかったなんて・・寂しすぎる。
おばあちゃんの入れてくれるお茶にはいつもハーブが浮かんでいるので優しい気持ちになりました。
明日はMuch Ado About Nothing♪
