とっても楽しかったですぅ〜〜〜〜。これも好きなタイプのお芝居でした。なんかね、痛快！ストーリーはわかりやすいし（笑）原作のファウストもこんな小ちゃな悪戯ばかりしている自分を悲劇の主人公にして嘆いたのかしら〜（笑）これ、“ファウストの悲劇” ではなく“ファウストの喜劇” だわとばかりにワハハとたくさん笑っていたと思います、私。とりあえず今夜のうちにちょこっと書いておきます。
とても美しい舞台美術（マジックミラーで後ろのセットが見えます。客席脇には赤い提灯）、音楽、台詞、和洋折衷てんこ盛りです！歌舞伎だけかと思ったらタンゴはあるわ。飛んでるわ。飛んでるわ。飛んでるわ・・これはルナ・レガーロ（観てませんが）ですかぁ？みたいな。そして舞台下も楽しく見せてくれるし（掃除している黒子にサボっている黒子とか）、舞台上は夏の夜の夢大宴会、シューーーーッパンパンパンですもん！美しさ＆怪しさたっぷり、まさにスペクタルです。
ヨハン・ファウスト博士（萬斎さん）＆悪魔メフィストフェレス（勝っちゃん←レッズサポの勝村さんですよ！）ってば、めちゃめちゃ楽しそうでした。萬斎さんはもちろんだけど、とくに勝っちゃん、最高でした！！最後に幕引いたときの投げキッス、受け止めました！（←多分客席みんなが）
長塚さんの出番がもっとあってほしかったけれど・・騎士ベンヴォーリオが小憎らしくてキュートだったからいいわ・・お待たせしたのにカッコイイとこ見せられなくて〜って言いながら去っていったし〜角つけて〜(^O^) ２役の木場さん、３役の白井さん、そして大好きなよこちんさん（５役も！）もかなりチャーミングだった。ていうか、役者さんたち弾けてました。ふしだらな大林素子さんもよかったな〜。
これ４日から始まっていて、まだ始まったばかりなのでネタばれしちゃうと嫌かもしれないので少しにしておきます。・・悪魔なのに白いスーツの勝村メフィスト、もう一回観たいなぁ〜〜(^O^) 今日は４列目（Ｂ列）だったけれど、もしももう一回観られたら、もっと後ろで観たい！立ち見でもいいかな〜。
↑ 感想、あとで少し足すかも。
公式に舞台写真が公開されていました！！ねっきれいでしょ。→ http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/10_faust/topics.html
「『ファウストの悲劇』は、W.シェイクスピアと同時代のエリザベス朝時代に活躍したイギリスの劇作家クリストファー・マーロウによって1592年に書かれた作品で、ドイツに実在した錬金術師ファウストの伝説をもとにしたと言われています。現在でも幾度となくイギリスで上演され続けている16世紀の古典演劇の名作に、河合祥一郎の生きた新訳により新しい命を吹き込みます。注目の出演者は、蜷川組常連の俳優から、様々なジャンルで活躍する今回初登場のキャストなど、作品を盛り上げる話題の面々が多数顔を揃え『ファウストの悲劇』の劇世界を縦横無尽に駆け巡ります！！」http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/shosai_10_faust.html
蜷川さん・・今年の『血は立ったまま眠っている』の演出で少しがっかり（過去の使い回し感）していたので、『ファウスト〜』を観て、まだまだいける〜って嬉しく思いました。
あっ・・素晴らしい衣装の数々だったのですが・・下着も気を使ったほうがいいと思う私って小姑みたい？たまたまだろうけれど、上半身裸で布だけまとったような衣装からはみ出した今時のブリーフ・・ほらカルバンクラインとかのタイプのが見えちゃうと・・スッと意識が現実に飛んじゃうんです、私（笑） そこのとこもお願いしまーす。
