補助席だけじゃなく階段の座布団席もいっぱいだった。すごいなぁ〜。３時間20分もある舞台です。テンポがいいし、話がわかっているからか１回目に観たときより長さは全然感じず。あっと言う間の３時間20分だった。
自分の街よりもっと不幸な街、それが１番ではなく2番目、或いは3番目に荒廃した街の人たちを助けるという優越感を持ってきた人たちが哀しいくらい可笑しい。
その2番目、或いは3番目に可哀想だと思われている街に住む人たちが元気なんですよ。フラスカ（緒川たまき）は無理矢理、笑い声もない食べるものもない可哀想な人たちって彼らを決め付けるんですけれど、彼らには温かいエネルギーがあり、たくましく生きています。政府の復興作業の２番目がこの街か自分の街かでも激しくくいつきますが（異常なくらい順番を気にしますが１番じゃなくていいのよね〜）、彼らはちっとも気にしません。住人たちの秘密があとでわかるんですが・・とにかくね・・おじいちゃん（大倉孝二）が面白すぎる〜〜すっごいスパイスです。
もうひとつのスパイス、ジョゼッペ（小出恵介）がもっているだろう深い闇・・あの街に来たのは自分を変えたかったからなのかなぁ・・ジョゼッペは切なすぎる。孤独で乾いている自分を母のようなダーラ（峯村リエ）に暖めてほしいように見えるラストシーンが悲しかった。次の土地（明日）へ向かって動き出す他のみんなとひとり違ったまま・・。
順番のことだけど小さい頃から、２番目、或いは３番目がちょうどいいな〜って、私はいつもそう思うタイプだったなぁ。ずるいんだってわかってた（笑）
９月にフジテレビNEXTでOAだって。スカパーだけど、契約していないな・・。
そうそう！！『２人の夫とわたしの事情』がNHK教育「劇場への招待」でのOA決定。7月23日（金）23時〜 楽しみ〜。
ちなみに8月13日（金）のNHK教育「芸術劇場」は「スティーブン・バーコフ『変身』」これも面白かったのでぜひっ！！！
明日は休日出勤（*￣＾￣*）
