ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

とくお組『雲をつかむような冒険』★★★★ 

昨年の『魔法の公式』がちょっと無理矢理な設定で、コメディとしてどこか物足りなかったので(http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20100730)今回はチケットを取らなかったんだけど、評判が良いので確かめに(^_^)行ってきました。面白かったです!!なんとなくお芝居に入っていくのが、とくお組の特色なのかな?あとクッキングするのも。←2作品しか観ていませんが。
 子どもの頃に読んだ『ガリバー旅行記』を読み直したいと思いました。
『雲をつかむような冒険』は、ガリバー旅行記のエピソードから名前を取った『天空の城・ラピュタ』を意識した物語でした。舞台は飛行艇。戦争が終わり、空賊になった男たちが(でも空賊としてたいした成果もあげられず)自分たちの国に帰る途中に事件が起こります。
優しい隊長が率いる空賊さんたちもマックスも悪者エルザも、ちょっとお間抜けで落ちこぼれっぽいのに、誰もが憎めないキャラでした。私はけっこうジャン・ナヴァル(柴田洋佑)が好きでした。
ラピュータも近づいてきて、もうくちゃくちゃ(笑)最後には青い石が唯一の “きのこ”みたいな戦利品から出てきて・・この青い石はラピュータ人の伝説の「飛行石」ですよね!彼らはあの後、伝説のラピュータまで飛んで行けたのでしょうか?全員落ちずに・・。
 飛行艇のセットが素晴らしかったです。すごいリアル(空想的に)です。フライヤーのデザインも良かったけれど、それに描かれた飛行艇のイメージそのままがセットになっていましたから!
あと・・マリオさん(鈴木規史)がいれば、空だけじゃなく南極でも皆さん生きていけますね。マリオと隊長のカレーを巡る会話も好きでした。