原作：朝井リョウ、監督：吉田大八『いつもと変わらぬ金曜日の放課後、バレー部のキャプテンで成績優秀、誰もがスターとして一目置いていた桐島が突然部活を辞めたというニュースが学校内を駆け巡る。桐島の恋人でさえ彼と連絡が取れないまま、桐島と密接に関わっていた生徒たちはもちろんありとあらゆる生徒に波紋が広がっていく。人間関係が静かに変化し徐々に緊張感が高まっていく中、桐島とは一番遠い存在だった映画部の前田（神木隆之介）が動き出す……。』（goo映画より）
それで桐島くんは部活辞めたのかしら？ 桐島のことが気になるわーーー。
タイトル・ロールの桐島ではない神木隆之介くんが可愛くて、映画部顧問の片山先生役の岩井秀人さんが目立っていたわ。
桐島のことをまるで神のように崇めているのはクラスで目立っているモテ系の生徒たち（彼らには自分でやりたいことがないのです）より、彼ら彼女らと平行線上にいる桐島のことなんてどうでもよく自分たちの映画を８ミリカメラで撮っている前田涼也（神木くん）はじめ映画部員たちや、好きな男の子・菊池宏樹のことばかり考えている吹奏楽部の部長・沢島亜矢（大後寿々花）やバレー部の桐島がいるときまでは補欠だった背の低い小泉風助（太賀）のほうがかっこいい。だから、ラストシーンで前田に撮られレンズの中に映っている、桐島の親友で見た目かっこいい菊池宏樹（東出昌大）の涙が効いている。あることをきっかけに宏樹のことをキッパリ断ち切ったような沢島さんの表情もよかった。 この映画、リアルなんだろうな・・。
↑なんか変な文章だわね・・
映画内で前田くんが８ミリで撮ったとされるゾンビ映画の出来がよかった（笑）JJエイブラムス×スピルバーグの映画『SUPER 8』を思い出したよ。というより、ほぼそれです。映画少年はゾンビものが好きなのかしら？
原作を読んでいないんだけれど・・本も同じ印象かな？ 原作といえば・・この映画は冒頭から金曜日。金曜日。金曜日。金曜日の映像がいくつか続きました。すぐにそれが何人かの登場人物の目線だとわかります。他の曜日もそうですが、ここまでしつこいと楽しいです。原作本にはこういうの、ないだろうな〜（ある？）
私は美術部で帰宅部ではなかったけれど、部活をよくさぼって東京に遊びに行っていたわ。ほぼ毎日のように・・（笑）いわゆる幽霊部員で学園祭の前だけはりきっていくタイプ。中学のときは剣道部でバリバリがんばっていたけれど・・・それは体育館の隣りがいつもバスケ部で好きな男の子がいたからです（笑）
