7月、9月と欠席したので、結果のみ。
いつも書いていますが、都々逸は七・七・七・五のリズムで詠む短詩で、そのリズムを並べるだけでなく、更に分解して初句の七は「三・四」(四・四可)、二句の七は「四・三」(二・五可)、三句の七は「三・四」(四・四可)で、五で止めになります。その月の課題ひとつに対してひとり3章までの作品を提出。そして、それを選者が【佳作】(約20作品)、【七秀】(7作品)、【五客】(5作品)、【三才】(「人」「地」「天」)とランク付けして選びます。そして【秀】以上の作品には景品が出ます(*^_^*)。
9月(23日)のお題は「甘」「禁」「脳」「悲」「眼」。今日は4章選ばれました。席題参加せず。
【甘】「甘皮 小さくささくれていた 明日故郷に会いにゆく」 ←(客)
【甘】「極悪顔したおっちゃんいてる 甘ぁい 屋台の チョコバナナ」 ←(客)
【禁】「となりのあいつは立入禁止 机にエアーの線を引く」 ←(秀)
【悲】「思い出話にひょっこり奴が入ってきそうな通夜の席」 ←(佳)
7月のお題は「力」「奥」「電」「寂」「寝」でした。席題参加せず。
【力】「短い命を力のかぎり 燃やして蛍は時を待つ」 ←(佳)
【力】「女子力アップはメイクじゃないと 姿勢を正して生きてみる」 ←(秀)
【電】「退職したのに満員電車 どこか落ち着く人熱れ」 ←(佳)
【力】「青春時代の生命力に 赤いルージュは似あわない」 ←(7月の歌会では選ばれなかったけれど、浅草の冊子に載った作品)