夜更かししたため朝起きられず。予定していたお墓まいりは延期。で、横浜シネマリンへ。
監督：ジル・ローラン プロデューサー：シリル・ビバス 出演：松村直登ほか
原題：『LA TERRE ABANDONNÉE』 制作：CVB Brussels
昨年３月にベルギー連続テロ事件で亡くなったジル・ローラン監督の遺作『残されし大地』http://www.daichimovie.com
「残されし大地」になるまで http://gillesfilm.hatenablog.com
2011年3月11日福島原子力発電所の事故のあと、帰還困難区域にひとり留まり、動物保護活動を続ける松村直登さんと、同じく富岡町で生活をしている二人の老夫婦。このポスターがそのご夫婦。もう一組のご夫婦は、避難指示解除される日を待ち仮設住宅から戻る準備をしていた。町のいたるところにある除染された廃棄物が入っている黒い大きな袋が目を引く光景でした。
ナレーションのない、その、残された土地に寄り添った映画。ほんと、復興どころではない場所。放射能に汚染されてお花が咲かず、なのでミツバチも蜜がとれない土地。だけど、植物は育ち、犬や猫や虫やミツバチたちは生きている。
ジル・ローラン監督の奥様である鵜戸玲子さんの挨拶がありました。
