ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

映画『危険な関係 4Kデジタル・リマスター版』★★★★★ 

 ももジャムが200円でした。
 YEBISU GARDEN CINEMAへ。今日もジャンヌ・モロー 観てきた。
36歳という若さで亡くなったジェラール・フィリップの遺作となった作品で、2017年7月31日に亡くなった(享年89歳)ジャンヌ・モローの追悼特別企画として上映。インモラルな内容で上映禁止に! 60年越しの公開。
http://www.cetera.co.jp/gp/
「外交官夫妻のバルモンとジュリエットは、パリの社交界でも目立つ存在だ。しかし、実際の二人は、お互いの情事の成果を報告し合う奇妙な夫婦関係を続けていた。ジュリエットは、愛人だったアメリカ人のコートが18歳のセシルと婚約したことを知り、嫉妬心からバルモンにセシルを誘惑するよう持ちかける。セシルを追って冬のメジェーヴまで来たバルモンは、そこで貞淑な人妻マリアンヌと出会い、本気になってしまう。」

「コデルロス・ド・ラクロによる原作は、18世紀のフランス貴族社交界を背景に、名うてのプレイボーイのバルモン子爵と、メルトゥイユ侯爵夫人が貞淑な人妻を自分たちの恋愛ゲームにはめていくというストーリー。初映画化となった本作では、舞台を1960年代のパリへ移行。誰もがうらやむセレブとしてパリ社交界で脚光を浴びながら、互いに愛人をもち、自分たちの情事を報告しあう外交官夫妻、バルモンとジュリエットの愛の果てが描かれる。」
「愛人である若者・コートが18歳の女性と婚約したことを知り、バルモンに彼女を誘惑するよう促す際に、悪魔的な表情を見せたかと思うと、次には夫に尽くす妻のようなしおらしい、なんの穢れもない笑顔を見せる。天使にも悪魔にも見え、触れたいような触れたくないような、そんなヒロインとして存在し、バルモン同様に我々も翻弄されることになる。」
「全編モノクロームの映像は、まさに光と影のコントラストの芸術。あるシーンでは、人妻に本気になっていくバルモンの戸惑いと苦悩の表情を陰鬱に伝え、ある時は、シャネルに身を包んだジュリエットの美しさをカラー以上に引き立て、際立たせている。」
「バルモンのたどる運命は、ジェラール自身の命運とも相重なって、何とも言えない感傷を残す。最後の輝きとでも言うべきか、貴公子と呼ばれたジェラール・フィリップという役者のもつ“美”が刻まれている。」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180322-00010001-dmenueiga-movi