松濤美術館にて『エドワード・ゴーリーを巡る旅 Journey to the World of Edward Gorey』。
https://shoto-museum.jp/exhibitions/199gorey/
見応えあった〜。
エドワード・ゴーリーはイギリス文学から源氏物語も読む読書家でバレエや映画が好きで、ニューヨーク・シティバレエの公演全通していたとか…。原画の説明文を読むのも楽しかった!
ふっかふかの大きな黒いソファでゴーリーの絵本が読めるスペースもとてもよくて、柴田元幸さんの邦訳の不条理っぷりも楽しく、全部読みたくなった。
ただ原画のサイズが小さく緻密、説明文の文字も小さいのでコンタクトレンズ(遠くを観る用)していかない方が良かったかも〜。図録買って読もうと思ったら売り切れ😱
https://shoto-museum.jp/wp-content/user-data/exhibitions/199gorey/leaflet.pdf
陰鬱なエレガンスが紡ぐ世界「エドワード・ゴーリーを巡る旅」
「『うろんな客』の人気キャラクターは、スニーカーを履いた不思議な黒い生き物。」ってファンタビのニフラーのモデルかしら?
【ゴーリー展会場から】
— 渋谷区立松濤美術館【公式】 (@shoto_museum) 2023年4月15日
『うろんな客』の人気キャラクターは、スニーカーを履いた不思議な黒い生き物。作者ゴーリー自身も、毛皮にスニーカー姿が定番。奇天烈なファッションで50年代から目立つ存在でしたが、だんだんそれが「ふつう」のモードに…時代に追いつかれつつある、と吐露していました。 pic.twitter.com/s2rU5ZBMcQ
「1956年からほぼ全公演を観たと公言し、バレエが主題の絵本も手がけました。」
【ゴーリー展会場から】
— 渋谷区立松濤美術館【公式】 (@shoto_museum) 2023年4月18日
振付師バランシン率いるニューヨーク・シティ・バレエ団の大ファンだったゴーリー。1956年からほぼ全公演を観たと公言し、バレエが主題の絵本も手がけました。
「全公演」はあながち誇張でないらしく、死後、大量のチケット半券が見つかっており、今回その一部を展示中です! pic.twitter.com/ykTWCXVwo3
「70年代、ミュージカル劇『ドラキュラ』の舞台デザインを任されたゴーリー。」『ドラキュラ・トイシアター』
【ゴーリー展会場から】
— 渋谷区立松濤美術館【公式】 (@shoto_museum) 2023年4月20日
70年代、ミュージカル劇『ドラキュラ』の舞台デザインを任されたゴーリー。緻密なクロスハッチングが特徴の自分の小さな原画が、何十倍にも拡大され舞台装置となったのを見て「心臓が止まりましたよ」とコメント。でも舞台は大評判で「ゴーリーのドラキュラ」と呼ばれたそう。 pic.twitter.com/81WHO743uN
【ゴーリー展会場から】
— 渋谷区立松濤美術館【公式】 (@shoto_museum) 2023年5月13日
『狂瀾怒濤』に登場する不思議な生き物、腕の長いフィグバッシュ。
後年ケープコッドに移住したゴーリーは、地元の劇団に参加したり、テレビの前でぬいぐるみ制作をしたり悠々自適な日々を送りましたが、様々な布で「フィグバッシュぬいぐるみ」を作り、お気に入りだった模様。 pic.twitter.com/R6oDTaJwTI
2023年4月に新たに出版された『薄紫のレオタード』の原画と日本語訳も展示されていました。私はそのポストカードを2枚購入。右上は詩人エドワード・リアの『ジャンブリーズ』の挿絵。
楽しかったーー❤️