ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズ(10 中島翔哉)と演劇と映画が大好き! 、亀田佳明、田島亮(・中嶋将人)成河、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠。B'z,BrandonBoyd&Incubus,JasonMraz,Eddie Redmayne,Timothée Chalamet

『Take Me Out』2025レジェンドチーム★★★★★

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舞台『Take Me Out』レジェンドチーム観劇。【チケット 9,300円】上演時間:約2時間15分

H列センター(劇場の座席ですが高低差がなく千鳥にもなっていないので、前の席の方の座高が高いとハッキリ言って見えません!何度も頭を右に傾けて見たので後ろの方にご迷惑かけたかも…)

【このレジェンドチーム回で着信音が鳴りました。前の方から聞こえたので一瞬お芝居?と思ったくらい。開演前にアナウンスもあり、係の人がボード持って歩いているのだから、最低限のマナーを守ってください。お願いします🥺】


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初演・再演と全然違う演出にびっくり。あのハッピーになる音楽を使った演出もなく。←きっとルーキーチームにはある。
舞台はイラク戦争開戦の年、2003年のアメリカ合衆国メジャーリーグ

【レジェンドチーム】は、それぞれのルーツ、思想や宗教、差別、言葉の壁、つよく残酷な言葉がストレートに届く素晴らしい会話劇になっていた。
とくに三浦涼介りょんくんキッピーと玲央バルトナーのシェーンが素晴らしく心から離れない。

取り急ぎ。

カーテンコールで「やっぱりアイドルだ〜」と思った原くんのことや小柳くんが名進行役を発揮したアフタートークも面白かったので少しずつ書き足します。

   

 

作:リチャード・グリーンバーグ 翻訳:小川絵梨子 演出:藤田俊太郎

レジェンドチーム:玉置玲央、三浦涼介、章平、原嘉孝小柳心渡辺大
陳内将、加藤良輔、辛源、玲央バルトナー、田中茂弘
ベンチ入り(スウィング):本間健太(レジェンドチーム)f:id:Magnoliarida:20250517100037j:image

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レジェンドチームは来月もう一回観るので、その後で書こうかな〜。

 

📌MLBのロッカールームが象徴する、現在進行形の複雑な“世界”(Bezzy)

 

「Bezzy」さんのSTORYがわかりやすいので一部抜粋 お写真もめちゃめちゃ素敵です!!!( 取材・文:川口有紀さん  写真:石丸敦章さん  編集:小島靖彦さん)

「黒人の母と白人の父を持つメジャーリーグのスター選手、ダレン・レミング(章平)は、敵チームにいる親友デイビー・バトル(辛源)の言葉に感化され、ある日突然「ゲイ」であることを告白。それは、150年に及ぶメジャーリーグの歴史を塗り替えるスキャンダルであった。

ダレンのカミングアウトに対し、チームメイトのキッピー(三浦涼介)をはじめ、キャッチャーのジェイソン(小柳心)やダレンの理解者である会計士のメイソン(玉置玲央)、監督のスキッパー(田中茂弘)らは好意的であった。しかし、セカンドのトッディ(渡辺大)や、ドミニカ人選手のマルティネス(陳内将)とロドリゲス(加藤良輔)らは怪訝な態度を示す。一方、日本人選手のタケシ・カワバタ(原嘉孝)は何も語らない。

また、ダレンのカミングアウトは本人も予想もしない方向にも波紋が広がる。反発するファン、ダレンのCMを放映中止にするスポンサー、「勇気をもらった」と称賛する人……そういう周囲の反応に苛立ちを隠せないダレン。所属する「エンパイアーズ」内には軋轢が生じ、次第にチームは負けが込んでいく。

そんなとき、天才的だがどこか影のある投手、シェーン・マンギット(玲央バルトナー)が加入。圧倒的な強さを誇る彼の魔球は、暗雲立ち込めるエンパイアーズに希望の光をもたらしたのだが、チームメイトとの関係性は芳しくない。そんな中、シェーンがインタビューで語ったある言葉が、ダレンを、チームを大きく揺るがす……。」

「〜関係性の力学的変化は、わかりやすくセリフで説明されることはない。しかし口調で、視線で、態度で……そういったもので饒舌に語られていく。舞台を見慣れない人はもしかしたら、今何が起きているかを理解するのに戸惑うかもしれない。でも舞台上で起きていることは、とても“リアル”で、観客席にいる私たちの社会で現在進行形で起こっていることなのだ。被害者になった人が容易に加害者に転じ、平等を語った口で無意識のうちに差別的発言をする。残念ながら、初演から20数年経っても、まだまだ私たちはこういった愚かなふるまいから逃れることはできていない。」

「ダレンを支える役となるメイソンを演じた玉置玲央は、さすがの実力。野球に全く興味がなかったダレンと関わる中で野球を好きになり、野球の魅力を語る……ただ彼にとっての野球の楽しさを説明しているだけなのに、ダレンが彼に心を許していくことが観客に手に取るようにわかる。玉置玲央の繊細な演技力があってこその技だ。」

「メイソンともう1人、舞台の語り部とも言えるキッピーを演じたのは三浦涼介。メジャーリーガーの世界にいながらも優しくインテリで、チームを少し俯瞰で見ているようなスタンスがよく似合う。チームで唯一の日本人・カワバタを演じた原嘉孝は、三浦と同じく今回初参加組。途中、彼が自分の心情や出自を吐露するまでセリフがほとんど無い役柄ながら、言葉が通じない苛立ち、マイノリティであることの孤独感、焦燥感……そういったものが視線、表情、体全体から伝わってくる。観ているだけでヒリヒリするような存在感は、さまざまな舞台でキャリアを積んだ彼だからこそ。」

「ヒリヒリするといえば、シェーン役の玲央バルトナーも素晴らしい。両親が2歳で心中して施設で育ったという過酷な生い立ちの中、メジャーリーガーまで這い上がってきた“アメリカン・ドリームの体現者”シェーン。感情をあまり表に出さず、その育ちゆえか感情をうまく説明する言葉を持たず、おそらく「差別しないこと」を教育される機会も少なかったと推察される彼。物語の後半、彼がある“事件”を起こすのだが、そこからの彼の演技の壮絶さといったら……!」

「タイトルの『Take Me Out』は、直訳すると“ここから連れ出して”。MLBではおなじみの曲「Take me out to the ball game」から取られたのだろうが、観終わったあとにはさまざまな角度からこの言葉を噛みしめることになるだろう。連れ出す? どこに? まだまだ社会的な成熟や、すべての人の幸福からは遠いかもしれないけれど、できれば今よりも1歩でも“良き世界”に……ラストシーンからはそんな祈りのような思いが見えてくるようだ。」