終わってからおすぎる。すごくひさしぶりのヴィム・ヴェンダース。1974年のドイツ映画。
『旅行記の執筆のためアメリカを放浪していたドイツ人作家フィリップ（リュディガー・フォーグラー）が、帰国のため立ち寄った空港で9歳の少女アリス（イェラ・ロットレンダー）とその母（リザ・クロイツァー）に出会う。ひょんな事から少女をアムステルダムまで連れて行くこととなったフィリップ。しかし待ち合わせたアムステルダムに母の姿はなく、彼は少女の記憶を頼りに祖母の家を探す旅に出ることとなる。』今見ると、このロードムービーはとってもメルヘンチック。美しいモノトーンの映像、交わす言葉も少なく、静かにたんたんと進んでいきます。書けないフィリップがやたらに撮るポラロイドの景色は空っぽの写真（そうアリスが言う）、求めているものが全然見つからないフィリップ（とアリス）。アリスと旅をしていくうちに気づいたらフィリップはポラロイドカメラを手にすることがなくなっていました。ふたりで撮った証明書写真４枚目の笑顔。ふたりの変化が伝わってきて、やっぱりうまいな〜って思いました。
マウスの調子が悪くてうまく文字が入力できないので明日にでも。ノートブックなんだけど、マウスじゃないとカーソルうまく動かせないのーーー。
昨日の埼スタ、お疲れさまでした。トロロさんから届いた「2008 ACL準決勝Flash “祈りよ、届け。”」です。http://heartland.geocities.jp/tororeds08/acl08.html
