ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

60年代演劇再考 

   今日は早大で3日間行われていた演劇・映像のイベント「国際研究集会 60年代演劇再考」3日目の講演『蜷川さん『演出家の役割」聞き手:扇田昭彦さん』と『唐さん「唐十郎が語る紅テント」聞き手:堀切直人さん(文芸評論家)』を聞きに行ってきた。(休日出勤の予定だったんだけど、昨日出社してなんとか目処がついたので休みにした。)
  すごく面白かった。早起きして良かった。私は蜷川さんと唐さんが人間的にも大好きなので、このすばらしいプログラムに感謝。
この日最初の講演、管孝行さんの熱い「60年代演劇の歴史的位置と現在」から聴いたんだけれど、私には難しくて途中で飽きちゃった(評論家さんっていうのはマニアックだから一般人の私にはちょっと・・笑)。唐さんの聞き手の堀切さんも評論家さんだった。マイクを持つ手が震えているし、口べただし、唐さんが面白い話をしてもアドリブがきかないのか、自分で組んだプログラムからはずれてテンパってしまうのか、唐さんの話をふくらませてくれないので会場からは失笑ばかり。相当なストレスでしたよ。唐さんと、途中から同席した唐ゼミの代表の男性との対談のほうがずっと面白かった。堀切さんは唐さんが好きで評論をたくさん書いているらしいのはなんとなくわかるんだけど(笑)唐ゼミの代表の男性に「司会変わりましょうか?」とまで言われちゃうんだもの。
それで2講演目の蜷川さん!そうそう私のHNはお二人からきているんです。蜷川演出「唐版 滝の白糸」の主人公の名前からいただいた名前です。この芝居のとき、よく会場で唐さんをお見かけしたのですが、いつも感じよくて・・ある日なんてふつうにチケットもぎられて入場してこられるのも見て「唐さんの戯曲なのに〜 笑」って、そのときますます好きになったのです。
蜷川さんは以前にも何度かトークを聞いたことあるけれど、今回も面白かった。精力的にお仕事されている方のお話はパワーがある。聞き手の扇田さんから封印している櫻社解散のことを聞かれて戸惑っている蜷川さん・・そっとしておいてあげたい。今後の予定のこと(←ぎっしり!)を聞いて、蜷川さんのお身体が心配・・とともにお金ためなくちゃーーって思った。そして、もっともっと自分めがんばらなくちゃって思った。