朝日に野田さん。『演劇もビデオ化されるようになりましたが、やはりこれほど再生しにくいものはなく、現場で味わったものはたとえ翌日でも再生できない、非常に「はかない一夜」があるわけですね。」お芝居も音楽ライブもそうだと思います。だから、もっと娯楽として楽しめるチケット代にしてほしいですーーー。劇場やキャストによって１万円以上するんだもの。サッカーなんて2000円で楽しめるのによ。観に行きたいお芝居は多いんですよ・・・。
『おそらく文化や芸術というものは、演劇はもちろん、美術や音楽も含めてそれに触れるたびに、ずっと長く人間の中に蓄えられて人生の底に流れ続けていくのだと思う。』『何かすぐに答えをくれるわけでもない。でも、だからこそ、人生がギスギスしないように生きるには必要だと思います。』
その野田さんが名誉大英勲章受勲のニュース！！おめでとうございます。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091002-00000009-oric-ent
『今回の栄誉に野田は「英国の王立の劇場や国立の劇場で仕事をしたわけでもなく、ロンドンの市井の劇場で、ただ汗を流していた私にこういった名誉ある勲章を与えて下さる英国の懐の深さに驚きつつ感謝しています」とし、「こういう土壌が、モンティー・パイソンやビートルズを生みだすのだなと妙に納得してしまいました」とコメント。』
◆英国名誉勲章／人々が様々な分野で残した優秀な功績を認め、社会全体への貢献に対して感謝の意を表すことを目的に創設。英国人以外にも同国との関係発展への顕著な貢献を認め「名誉勲章」を叙勲し、英国人に与えられる勲章と同等の地位を有する。大英勲章は英国人以外の人々に最も多く授与される勲章で、現在は勲章の中では最も広く、各分野で公共奉仕に尽くした人物に授与されている。
