1968年にアメリカ・オフブロードウェイで上演されて以来、再演のたびに大きな話題を呼んでいる「真夜中のパーティー」。1960年代のニューヨークといえば、アンディ・ウォーホルのイメージだわ。
ワイワイしているけれど、けっこう重い作品でした〜。ゲイ仲間だけでワイワイするはずだった誕生日パーティが、ストレートのアランの突然の訪問でどんどん崩れていく人間関係、露呈される弱さや孤独。
ドナルド役のシゲちゃん(内田滋)目的で行きましたが、薄くなっていく髪を気にして、ものすごい場所に分け目があるマイケルを演じた阿部力くんが、思いの外よかったわ〜。もちろん、相変わらず手足が長いシゲちゃんは、ドナルドをとってもナチュラルに演じていました〜。ラリー((徳山秀典)とふたりでいると絵になります(笑) 誰とでも遊ぶ小悪魔ラリーはドナルドではなくハンク(中野英樹)の恋人だけど・・。
私がこのなかの誰かを奥さんにするならドナルドがいいかな〜(笑)自分がセラピーに通っているほどなのに、気配り上手なんだもの。
日本でも何回も上演されているという『真夜中のパーティ』、いろんなキャストで観てみたい。
クローゼットクィーンって初めて聞いたけど・・。wikipedia見たら、クローゼットが「ゲイである自分のことを秘密にし(箪笥に隠して)、カミングアウトしていないゲイをクローゼットなゲイという。」なのね。