泉鏡花の戯曲『天守物語』、読んでよかった。文字になっているのをじっくり読むと、言葉の美しさがわかるわ〜。そして波津彬子さんの漫画のほうがこの戯曲に近いことがわかった(よりロマンティック)。毛利さんの脚色は・・・ あの鷹の物語だっ!!『妖怪(アヤカシ)は、人を殺めると鳥になる』すごーーーい毛利版天守物語。たった一度の恋は、鷹匠の図書之助だけじゃなく、童子も・・。ふたりとも純粋に。
あっ、戯曲には死宝丸も出てこなかったわ〜。
澁澤龍彦さんの解説もおもしろかった。富姫の過去もわかりました。
夜叉ケ池も読まなくちゃ(笑)
毛利版『滝の白糸』が観てみたいもんだわ。