夏休み最後はこれ!
私はやっぱり前川知大さんの作品が大好き!と確信。
今回はお能がベースにある。脚本・演出はもちろん、美術(舞台上の舞台は奥行きのある八百屋舞台、いくつかの穴)、照明、音楽などこの作品の全てが心に沁みて、楽しんだとともに、私は鎮魂されました。あっ、私はお能を観たことがないので、そこのところはよろしくの感想です。
死者の思いの上に生きる思い、残されたものの思い・・祭り・・鎮魂。
最後、神社で楽しそうに祭りの準備をする村人たち(それは幻)の中にいる(幻だと知りながら)神主の息子・矢口(山内圭哉)の表情がなんとも言えないほどいい。
そして、仲村トオルさん!!! なんだろうねぇ〜 あの面白さ。『黴菌』のときもだけれど、そこにいるだけで存在感がスゴイよ。
芸術監督の野村萬斎さんと前川さんのアフタートークも楽しかった。今までの現代能楽集と今回の違いとか、前川さんの鎮魂とか。
なんとか時間を作ってもう一度観に行きたい。1時間40分なので立ち見でも平気!ぜったい楽しいと思う。あーーホントよ!パンフレットを買ったので、次回までに読みます。←行く気満々。もう土日はムリだけど・・行きたい。
あっ、これから観に行かれる方は、パンフレットを読んだり、お友だちとおしゃべりしたりは開演の5分くらい前にはやめたほうがいいですよ。私はそこからもう心を掴まれましたから、最後までずっと。
美術は堀尾幸男さん http://www.musabi.ac.jp/kyoumu/profile/pages/2010141-1.html http://www.1101.com/horio/