2014-03-24 毎日新聞夕刊に 毎日新聞夕刊に『空ヲ刻ム者』劇評(小玉祥子さん) 「挫折し、悪に加担するが、徹することはできない。佐々木が揺れる思いを表現した。化粧映えもする。浅野が2人の故郷の祈祷師の鳴子で狂言回しとしてうまく話を運んでいく。福士が十和を慕う息吹の純粋性を出した」(あ、息吹でなく「伊吹」ですよね)「包容力のある造形の右近、鋭さのある笑也、悪の濃厚な香りを放つ門之助と春猿、十和を思う優しみを出した母の笑三郎、盗賊なりの義を持つ猿弥ら周囲も個性的で、わかりやすくおもしろい」