毎日新聞夕刊にイキウメ『関数ドミノ』劇評(木村光則さん)『森魚を中心に各人物の状況や願いがもちれながら物語は進む。前川は中央に通路で囲んだ舞台を置き、その周辺に複数のテーブルセットを配置し日常空間を演出。それぞれの場所で違うシーンを交錯させ、人間の営みを多層的に表現した』『特筆すべきは安井の造形力。40歳手前で仕事を持たず、「世界はドミノが動かしている」と唱える男の無力感とその裏返しの自意識を絶妙に演じた』
朝日新聞夕刊にイキウメ『関数ドミノ』劇評(大笹吉雄さん)『SF的な設定の中で、観客を虚実皮膜の間に浮遊させるのが前川知大の得意技で、そんなことがあるのかと半信半疑で見ているうちに、確実にあるという気にさせられる』『音響(青木タクヘイ)を巧みに使って異次元に誘引した果てに、衝撃的などんでん返しの襲来がある』http://digital.asahi.com/articles/DA3S11175261.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11175261