ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

ポップンマッシュルームチキン野郎『うちの犬はサイコロを振るのをやめた』★★★★★ 

 駅前劇場にて『うちの犬はサイコロを振るのをやめた』R18回(そんな日があるなんて!)観劇。
笑った!楽しかった!そしてほろりと・・。PMC野郎の舞台には、いつも擬人化されたキャラクターが沢山出ていて、あり得ない彼らは、とても人情味があり優しいのです。癒し系のマッサージチェアくんとかね。
なにより主人公のシヅ子ちゃん(増田赤カブト)と飼い犬のゴルバチョフ(未来を予知できる犬:加藤慎吾)がとてもよかった。悲しいことがあったけれど頑張りやさんでハツラツとしているシヅ子ちゃんに胸が熱くなりっぱなしの私。ゴルバチョフの飼い主シヅ子ちゃんへの愛情がとても深いことが伝わってくるので、この愛すべきふたりを応援したくてたまらない。シヅ子ちゃんがダンサーをしているお店の人たちやゴルバチョフの仲間たちが二人を思う気持ちと同化していたんだろうな〜。とても優しい気持ちになりました。男気のあるゴルバチョフみたいなペットが欲しいなぁ〜。
 
『未来を予知できるシベリアンハスキーゴルバチョフ。その能力ゆえに愛を知ろうともしない彼と一人の惨めな女の出会いが生んだ、どうあがいても幸せになれない、心温まるヒドイ話。ダグラス・マッカーサー君が「いくら何でもデカすぎじゃね?」というコーンパ イプをスースーしていた第二次大戦直後の日本。横浜の片隅で、一匹の 犬が自 由気ままにも程がある暮らしをかましていた。彼の名前は、ゴルバチョフ。今は無き満州国に生を受け、『未来を見渡せる』能力のせいで時代に翻弄されたワケアリの男(オス)だ。脳まで溶け出しそうなある暑い夏の日、ゴルバチョフはシヅ子と名乗る一人の女と出会う。その出会いが彼を幸せの絶頂に導いた時、眼前に広がった未来のビジョンは、ゴルバチョフを最期の衝動へと突き動かすのだった!』http://www.pmcyaro.com/stage/19_uchinoinu/sp/
 
ある劇団員さんの初体験話に驚き、一瞬だったので見ない振り出来なくてあれも見ちゃったし・・PMC野郎ですから、あれも観客へのサービス精神の一環かもね(笑)けっこう濃いあのストーリーを2時間以内でおさめる吹原さん、すごいわ。