オランダ - アルゼンチンのハイライトを見ながら。昨夜も今夜も、ハイライトを見るのもつらいわ。
昨日の毎日新聞夕刊にハイバイ「おとこたち」劇評(濱田元子さん)『人間、思い通りに生きられるに越したことはないが、そんなことはそうそうないだろう。岩井秀人(演出も)は、おそらく誰しもが身につまされる人生のリアルを、ひょうひょうとシュールに描く。巧みなせりふに乗せた、社会の淵を見つめる独特の視点と切り口が、おかしくも切ない。』
今日の朝日新聞夕刊にハイバイ「おとこたち」劇評(徳永京子さん)。「個人的なエピソードを、1DKサイズのマジックリアリズムとでも呼ぶべき不思議な展開と混ぜ、多くの共感を呼んでいるハイバイの2年ぶりの新作。作・演出の岩井が今回選んだ方法は淡々として、一見、地味。』『だが、空間の一部に闇を残した美術(秋山光洋)、年月と場所の変化を丁寧に伝える照明(松本大介)、そして女たち(安藤聖、永井若葉)も含めた俳優の演技が、見えない句読点をくっきりと刻む。だからラストで、気がついたら老いという場所にいて戸惑う山田の顔が、何のメークもしていないのに82歳に見えるのだ。』『絶望して死ぬ時期さえ逸した、21世紀版「セールスマンの死」とも言える。普段演劇を観ない男性にも、ぜひ観てほしい。』
明日観に行きます。岩井さんの作品はとてもやさしくて好き。岩井さんの耳たぶも好き。
ZOOMは谷賢一さん(井上秀樹さん)。『自ら翻訳、演出した米国の戯曲「プルーフ/証明」では、緻密(ちみつ)な会話でリアリズムの劇を組み立ててみせた。芥川龍之介の小説が原案の新作「河童(かっぱ)」は広い舞台を生かす構成にと、作風は幅広い。「演劇を体系的にとらえたうえで、自分が何をしたいかを考えられている」』『従来の翻訳戯曲は「言い回しがしゃべりづらい」と感じていたという。いざ訳すと「改行や文体から作家の狙いや工夫が分かる。得意じゃないものや、どうしたらいいか分からない場面もある作品を演出するのは、いい筋トレになる」と涼しい顔だ。』
「ボビー・フィッシャーはパサデナに住んでいる」を演出する上村聡史さん。『「ボビー」は、久しぶりに再会した4人家族の様々な問題が、一夜でみえてくる物語。「家族劇の体裁ながら、一人一人が対しているのは、家族の歴史や蓄積されてきた時間なのです」と上村。たとえば、「あした自殺する」と話す娘エレン(那須佐代子)は、期限の翌朝まで、自身の過去と向き合う。』『「時間との対峙」は、上村がいま関心を持つテーマだ。「僕が死んでも未来は続いていく。そう考えると、時間に対する人間の哀れさは、劇的なのではないか」と、34歳にして思う。』
【日本遊行−美の逍遥】其の十(祇園祭・京都市)「豪華に、ひそやかに 伝統継ぐ」(写真・文:井浦 新)http://www.sankeibiz.jp/express/news/140710/exg1407101705005-n1.htm
http://www.sankeibiz.jp/express/expand/140710/exg1407101705005-l1.htm
http://www.sankeibiz.jp/express/expand/140710/exg1407101705005-l2.htm
新の主演のドラマがはじまったね。22時スタートだと思っていたので拡大版の9分くらいしか見られなかったーー。柴門ふみっぽい・・むかし流行った柴門ふみのトレンディドラマのまんまだった。新くんは見たいけれど、このドラマはもう、多分・・・。