ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

『古川日出男×江國香織「源氏」を読む、「源氏」を書く』★★★★★ 

 ラカグ2F soko へ。
昨年、蜷川さんのトークを予約していましたが、中止になったので今日が初。ここは新潮社があった場所で、すぐ裏に、私が20代のときはじめて一人暮らしをした部屋がありました。2年住んで、家具ごと友だちに引き継いでもらい、一度実家に戻り、二度目に部屋を借りたのも神楽坂で、それから15年暮らした街でした。
 
 古川日出男著『女たち三百人の裏切りの書』刊行記念トークイベントでした。江國香織さんの本が大好きなので、古川日出男さんも『冬眠する熊に添い寝してごらん』が面白かったし、そのとき参加した野田秀樹さんとのトークショーも楽しかったので、今回予約したのです。
 
『死して百有余年、怨霊として甦った紫式部が「本もの」の宇治十帖を語り始める!そして海賊や武士や異族たちの物語が、源氏物語と交錯しながら縦横に展開する――。大胆な設定と壮大なスケールで読むものを圧倒する『女たち三百人の裏切りの書』は、いわば《古川日出男版》源氏物語です。源氏物語の何が古川さんをとらえたのか? 源氏物語と格闘することで見えてきた世界とは?対談のお相手としてお迎えするのは、古川さんのこれまでの作品も愛読されてきた江國香織さん。 江國さんは以前、源氏物語の「夕顔」の現代語訳も手がけられています(新潮社刊『犬とハモニカ』に収録)。『女たち三百人の裏切りの書』についてはもちろん、源氏物語をどう“読む”のか、そしてそれをご自身の作品として“書く”体験についても、お二人にたっぷり語っていただきます。またとない機会、どうぞお見逃しなく!』
 
おふたりのトークすごく面白かった!!最初に古川日出男さんと江國香織さんの朗読がありました。「夕顔」の原文を古川さんがまず読み、同じところを江國さんがご自身で現代語訳されたものを読んだのです。原文は何書いてあるのか全然わからなかった〜(笑)
「羽目がないから羽目を外せない」って・・目から鱗。 あっという間の1時間半。
  
 内容は、追記できたら・・
 
書籍にサインもいただきました。読みたくなるタイトルだと言ったら、いちばん最初にタイトルが決まったとのこと。江國さんと楽屋で映画化とかの話になったとき『冬眠する熊〜』の話(ニーナの)にもなったそうです。本の帯のデザイン(装幀)も素敵です。
『絵の左右の文字は古川さんの直筆ですが、装幀のために書いていただいたものではなく、手書き原稿から取ったもの。この作品は原稿用紙八八〇枚、すべて手書きです。』だそうです。
江國さんの源氏物語の「夕顔」のコピーをいただいたもの嬉しい。
 読むのは7月すぎになりそう😅
 夕刊に『源氏物語を揺さぶれ 古川日出男さん「女たち三百人の裏切りの書」』http://www.asahi.com/articles/DA3S11787686.html