G列にて
「シアタートラムにて小田島恒志訳 小川絵梨子演出『コペンハーゲン』観劇。とても美しい台詞を美しく発声する宮沢りえちゃんに惚れ惚れ。ハイゼンベルクとボーアが話す学術用語は難しいけれど、言葉がちゃんと入ってきたし、3人の間に流れる空気と間がとても心地よかった。あ〜りえちゃん大好き!」
と帰りの電車でTweet。
作:マイケル・フレイン 翻訳:小田島恒志 演出:小川絵梨子 美術:伊藤雅子 照明:原田 保 衣装:前田文子 音響:加藤 温 http://www.siscompany.com/copen/gai.htm
「第二次世界大戦下、ナチス・ドイツと連合国側が、熾烈な新兵器開発競争を展開したことは歴史上の事実として知られています。そして、その競争がどういう結末を迎えたのかも、当然、誰もがよく知るところです。 この開発競争の過程にあって、長い間、謎とされていた「ある1日」が存在します。 それは、かつて師弟として歩みながら、今は敵対する国家に分かれて生きる2人のノーベル賞受賞物理学者が、ナチス占領下のコペンハーゲンで、久々に話す機会をもった、という1941年のある日のことです。 」
「1941年秋のある日。ドイツの物理学者ハイゼンベルク(段田安則)は、かつて師と仰ぎ、共に研究に従事した デンマーク人の物理学者ボーア(浅野和之)とその妻マルグレーテ(宮沢りえ)に会うために、デンマークの首都 コペンハーゲンを訪れた。コペンハーゲンは、ナチス・ドイツの占領下にあり、ユダヤ系であるボーアはナチスの 監視下にある。また、ナチス・ドイツ政権の下で、原爆開発チーム「ウラン・クラブ」の一員となっていたハイゼンベ ルクにも、当然、自由な行動は許されないのは明らかだ。そんな中で、わざわざボーアを訪ねたハイゼンベルク の真意とは? 連合国に通じているであろうユダヤ系のボーアの動向を探るためなのか? もしくは、ボーアをナチス側に引きこむためなのか? または、ドイツの原爆開発を自ら阻止する思惑か? お互いの真意を探り合うような会話は、現在から、過去の出来事もフラッシュバックのように現われ、そして・・・。」
段田さんと宮沢りえちゃんが夫婦役だった蜷川幸雄演出『火のようにさみしい姉がいて』7/14(木)15:45〜 WOWOWライブにて放映
『兵士の物語』のフライヤーあった〜。