SEVEN HEARTS(阪 清和)さん 「木ノ内清晴を演じる瀬戸康史をFocus」http://blog.livedoor.jp/andyhouse777/archives/66243246.html
「演技的には、みんなとタイミングを合わせるとか、同じ空気をつくっていくという役ではないので、かなり難しいと思われる。同じテンションを維持していく演技が必要だが、それはどの登場人物にも影響されない。母親や兄とのやり取りでは甘えたようなところも見せるが、実は自分を守っているという点で、登場人物の中で最も強い人間のように見える。」「それは物語上でも同じで、決定的にズレている清晴が最後には、誰からも頼りにされるような存在になっていくのだ。空気の読めないところこそ強みであるような、ハッとさせるようなひとことを言ってくれるためだ。つまり劇評でも書いたように、浮足立つ他の登場人物の心の流れを清晴のマイペースな一言がふっと明るい方向に向けてくれる場面も多いので、ほっとさせてくれるのである。」