東京芸術劇場 プレイハウスへ。
上演時間:一幕80分/休憩15分/二幕60分 席はE列ほぼセンター。
プレイハウスにて『リチャード三世』観劇。ルーマニアのシルヴィウ・プルカレーテの演出は、想像以上に斬新でした(結構場面が端折られていたので読み取るのが大変だけど、そういうところが楽しかった)。醜男リチャードの佐々木蔵之介さんはかなり魅力的だったし他のキャストの皆さんも好演。訳は木下順二さん(『子午線の祀り』の!)鬼才と言われる演出家プルカレーテの作品に触れることができてよかった。
二幕で舞台がせり上がるような演出に遊園地のアトラクションを思い出したり、各場面の演出が楽しかったなーー。そして、どの場面も美しかった。
バッキンガム公 (山中崇)の色気、リチャードの僕のようなケイツビー(河内大地)、女性役の4人(アン手塚とおる、マーガレット今井朋彦、エリザベス植本純米、ヨーク公夫人壤晴彦)が凄い。植本さんはカーテンコールまで女性らしく綺麗でした。
シェイクスピアが出てくる演出(リチャードにリチャード三世の台本見せてた😃)は好き。
カンバーバッチのリチャード三世👑は腹黒で非情なんだけれどチャーミングでした。この蔵之介さんのリチャード三世👑は色気がありフェロモン出てましたので極悪に見えなかったわ〜🖤。 ほんとうに欲しいものは王の座ではなかったのかもしれない。
と帰りの電車で感想tweet。ビニールに覆われた玉座とのシーンがなんとも言えないくらい・・・15禁(笑)。欲しかったんだね。
あ、松岡和子先生もいらしてました。休憩時間にメモを取られていたので、今回はお声をかけなかったです〜。
『リチャード三世』公式サイト https://www.richard3-stage.com
作:ウィリアム・シェイクスピア 翻訳:木下順二
演出・上演台本:シルヴィウ・プルカレーテ(ルーマニアの巨匠) 演出補:谷賢一
舞台美術・衣裳:ドラゴッシュ・ブハジャール
音楽:ヴァシル・シリー 音響:井上正弘 舞台監督:小林清隆
佐々木蔵之介 手塚とおる 今井朋彦 植本純米(植本潤改メ) 長谷川朝晴 山中崇
山口馬木也 河内大和 土屋佑壱 浜田学 櫻井章喜 八十田勇一 阿南健治 有薗芳記 壤晴彦 渡辺美佐子
【子役(ダブルキャスト)】
A 松本拓海 小薬英斗 石田星空(今日はAの3人でした) B 兒玉拓真 塙智成 福島歩友
舞台写真(撮影:田中亜紀さん)https://news.richard3-stage.com/UserArticle/Detail/20
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今回、サー・ウィリアム・ケイツビー役を演じている河内大和さんのリチャード河内大和さんのリチャードもよかったのよー。リチャード三世にぴったりだったので、プレイハウスでの役が勿体無いくらいでした。もよかったのよー。リチャード三世にぴったりだったので、プレイハウスでの役が勿体無いくらいでした。
カクシンハン第9回『カクシンハン版 リチャード三世 1471-1485』★ ★ ★ ★ ★ http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20160529/1464537188
カンバーバッチの『【劇場版】 嘆きの王冠 〜ホロウ・クラウンThe Hollow Crown/リチャード三世 Richard III』★★★★★ http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20170624/1498315915
この日のアフタートーク、谷賢一さんでした!