2018シーズン4月より指揮を執っておりました、オズワルド オリヴェイラ監督との契約を本日付で解除いたしましたので、お知らせいたします。また、あわせてルイス アルベルト シルバ ヘッドコーチ、アレックス コンディショニングコーディネーターとの契約も解除いたしました。#urawareds #浦和レッズ pic.twitter.com/xWG7rKHV7U
— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) May 28, 2019
天皇杯だって優勝できたのに、ACLだってあるのに、甘いかもしれないけれど、まだ解任はないと思ってました。
オリヴェイラ監督には感謝しています(T ^ T) 選手より熱いところが可愛くもあり尊敬できる監督でした。
決まってしまったことなので組長についてゆきますが✊
毎年監督辞めさせて、ってフロント堪え性なさすぎる。
「オリヴェイラ監督は察知していたのだろうか。無念に違いない。確かにサッカー的に何がしたかったのかは見えないままで、サポーターにも我慢を求め続けてきた。ただ、そのなかで、昨季の天皇杯、そして先週のACLの北京国安戦など、負けたら終わりという試合での勝負強さは凄まじかった。
”決戦”を控え「試合を楽しみたいです」と言うような選手はいなくなり、ベクトルを勝利のみに向ける「勝つ集団」と化す。それは記者も含めて。そのスイッチの入れ方は見事だった。ただ、チーム作りやトレーニングにおいて、厳しさのなかの楽しさ、あるいは楽しむなかでの厳しさ、そんな要素もまた必要なのだと感じさせる結果となったが……。
いずれにせよ、男でも惚れ込む勝負強さだった。そんな人生を懸けた勝負への執念は、近年、浦和が欠いていた要素でもあったと言っていい。その魂の込められたメッセージは、きっと選手たちの胸――そのエンブレムに刻まれたはずだ。」
(取材・文:塚越始さん)