今日２本目は浦和でホアキン・フェニックス主演『カモン カモン C’MON C’MON
』。こちらも美しいモノクロームの映像でした。モノクロだから時代がはっきりしなくて普遍的なテーマにぴったり。スマホが出てくるから現代だとわかるけれどね。
予告で観ていたジェシーくんのカモンカモンカモンカモン…のあとに言葉が続いて、涙が。
マイク・ミルズ監督が撮るホワキンがとても優しい。
子育ての厳しさ、インタビューに答える子どもたちの声、デトロイトからロサンゼルス、ニューヨーク、ニューオーリンズへと旅をする２人（ジョニーと甥のジェシー）のロードムービーのような映画でした。公園のシーンすごく好き。
多幸感はほんと！
"君の話を聞かせて"
STORY「NY でラジオジャーナリストとして 1 人で暮らすジョニーは、妹から頼まれ、９歳の甥・ジェシーの面倒を数日間みることに。LAの妹の家で突然始まった共同生活は、戸惑いの連続。好奇心旺盛なジェシーは、ジョニーのぎこちない兄妹関係やいまだ独身でいる理由、自分の父親の病気に関する疑問をストレートに投げかけ、ジョニーを困らせる一方で、ジョニーの仕事や録音機材に興味を示し、二人は次第に距離を縮めていく。仕事のため NY に戻ることになったジョニーは、ジェシーを連れて行くことを決めるが…。」
「実際にインタビュー取材した全米各地の9～14歳の子供たちの“生の声”も挿入。「今、現実社会で起こっていること」を生々しくもパワフルに伝え、「すべての大人は子どもと彼らの未来に責任がある」という強いメッセージを発している。」台本じゃない言葉だからよけい響くのね。
監督・脚本：マイク・ミルズ Mike Mills
出演：ホアキン・フェニックスJoaquin Phoenix、ウディ・ノーマンWoody Norman、ギャビー・ホフマン Gaby Hoffmann、モリー・ウェブスターMolly Webster 、スクート・マクネイリー Scoot McNairy、ジャブーキー・ヤング＝ホワイトJaboukie Young-White
音楽：アーロン・デスナー、ブライス・デスナー（ザ・ナショナル）
配給・宣伝：ハピネットファントム・スタジオ
2021年／アメリカ／108分／ビスタ／5.1ch／モノクロ／原題：C’MON C’MON／日本語字幕：松浦美奈
ウディ・ノーマン、かわいい。はい、虜になりました。
