ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

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<Koshi Inaba LIVE 2023 ~en3.5~>ライブレポ

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BARKS【ライブレポート】稲葉浩志、センターステージが織りなす様々なケミストリー (取材・文◎烏丸哲也さん (JMN統括編集長)、写真提供◎VERMILLION RECORDS) 

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2023年2月1日、19:00ぴったりオンタイムでスタートしたこの日の横浜アリーナ公演<Koshi Inaba LIVE 2023 ~en3.5~>は、歓びの興奮に突き動かされるままめくるめくエネルギーを発し続けるライブとなった。

「特筆すべきは、アリーナ中央に丸く設置されたセンターステージだった。円形ステージの中央にセットされたドラムにはMr.Children鈴木英哉(JEN)が、そしてその周りをぐるりと囲むように、サム・ポマンティ(Key)、徳永暁人(B)、DURAN (G)、そして稲葉浩志が円をなしてステージに立った。

Billboard JAPANKoshi Inaba LIVE 2023 〜en3.5〜 <2月1日ライブレポート>稲葉浩志、約7年ぶりとなるソロライブで再認識したファンとの“縁”「生まれ変わったような気分です」 | Daily News(Text by Tatsuya Tanamiさん)

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アルバム『マグマ』(1997年1月29日発売)でソロデビューしてから27年目を迎えた稲葉浩志B’zでは主に松本孝弘が作曲、稲葉が作詞を務めているのに対して、ソロでは作詞作曲、アレンジを一人で担当している。そのため、ソロでは稲葉の素の表情が、リリックだけでなく音でも感じることができるのだ。今回、約7年ぶり5回目となるライブは、同開場で2日間開催。2日目はライブビューイングと配信ライブも同時に行われた。

今回のライブはガイドラインを遵守した上で、声出しが可能となっていた。「念書」では念願のコールアンドレスポンスが会場全体に広がっていく。その分、ライブが進行するにつれて拍手と歓声が何倍にも膨れ上がっているのを感じる。そこにロックチューン「正面衝突」で爽快なビブラートを轟かせる稲葉。声出しができる久しぶりの環境に「感動!」と稲葉は心を弾ませていた。

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稲葉が大切にしている言葉「en」には、表現の “演” 、人と人とをつなぐ “縁” 、ひとつになる “円”など様々な意味が込められている。コロナ禍は、ファンとの距離感や“縁”を見直すきっかけとなったに違いない。そんな稲葉の心情は、逆境を乗り越える強さを歌った「BANTAM」、前向きな気持ちを歌った「NOW」といった新曲にも顕著になっている。今、不安定な時代にこういったメッセージ性の強い楽曲が届けられたのも合点がいく。そういった意味では、稲葉浩志としてソロライブが動き出したのも必然的だったのかもしれない。

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Koshi Inaba LIVE 2023 ~en3.5~】2023年2月1日(水)横浜アリーナmagnoliarida.hatenablog.com