Living Room by Inbal Pinto // Teaser
世田谷パブリックシアターにて大好きなインバル・ピントの『リビングルーム』観劇。F列センター。
素晴らしかったーー。多幸感で満たされた1時間❤️。この作品を日本に持ってきてくださったことに感謝します。
物語を感じる部屋の壁、キャビネットのこちら側とあちら側のパラレルワールド。最後に壁の中に彼女が入って壁紙になる彼女、そこからがリフレインのようでした。うまく言えないけれど、前半の彼女のダンスの答え合わせのように壁に投影されたメルヘンチックなアニメーション。その壁紙と同じテイストのワンピースが可愛い❤️
コロナ禍にインバルさんがお子様たちと壁にお絵描きをしたことから構想、最初はモランさんの一人の作品を作っていたらしい。
観る人のバックグラウンドによって観る視点や感じ方が違う作品っていいね。饒舌な音楽と体。そして壁。セリフがないダンスだからこそ脳内フル回転で想像できる豊かさ。
というのも、成河君は「美しく、残酷で、チャーミングな悪夢でした。」と書いていたけれど私は悪夢とはまるで思わなかった。アフタートークのゲストの平山素子さん(インバルさんとは20年前に仕事してからのお付き合い)は半年前から飼い始めた二匹の猫が、自分の留守中の部屋にいるときを想像したみたいなことを話されていて、インバルさんも猫の感想は初めてだったと言ってらした。
「ここはちょっぴりノスタルジックな近未来?モノや場所、私たちのアイデンティティも自由自在に形を変える。
現実はいつだって予測不能。
どんなに想い描いても、未来はせっせと書き換わり、世界は勝手に動きだす―――そんなヘンテコな宇宙の物語。」
振付・衣装・舞台美術:インバル・ピント
出演:モラン・ミュラー(Moran Muller)、イタマール・セルッシ(Itamar Serussi)
オリジナル楽曲:マヤ・ベルシツマン(Maya Belsitzman)
照明デザイン:タマル・オール
アニメーション:ダニエラ・ボコール
特殊小道具:ニル・ゼイリ
衣裳アシスタント:リナット・アハロンソン
舞台美術製作管理:ヨナタン・カネル
リハーサルマネージャー:ディナ・ジヴ
舞台写真:ミハル・ケルビ
テクニカルディレクター:ハゲイ・シュロモフ
プロデューサー:ロイ・ベダルシ
映像:ニル・ワイス
スザンヌ・デラールセンターオリジナルプロダクション
Playing Poetry - Maya Belsitzman sings An Evening Opposite the Gilead By Lea Goldberg
素敵ーーーーーー。
平山素子さん
本日、インバル・ピント「リビングルーム」のポストトークにゲストで参加しました。インバルとは20年来の姉妹?笑。この作品は来週、京都でも上演されますよ!#リビングルーム #インバルピント #平山素子 https://t.co/8yowLcfjiX pic.twitter.com/rb7KbIelcA
— motoko hirayama/平山素子 (@motokohirayama) 2023年5月21日
ただ… 失敗した。世田谷のF席は傾斜がないんだった。Hより後ろを取ればよかった。一回しか観ることができなかったのでそれだけが後悔(T ^ T)
(撮影:片岡陽太さん)
5/26・5/27、京都の春秋座であります。
【応援メッセージ到着!】 5/26・5/27に春秋座にて上演する #インバル・ピント 『リビングルーム』。インバル・ピントにゆかりのあるアーティストの皆様より、応援メッセージが届きました! 今回は、ダンサー・振付家・演出家の #森山開次 さんのメッセージを紹介します。 https://t.co/7MoyISQfIT pic.twitter.com/QhVQkLM9Ev
— 京都芸術劇場(春秋座・studio21) (@KyotoArtTheater) 2023年5月18日
モラン・ミュラーさんは、2016年にさい芸で観たInbal Pinto and Avshalom Pollak Dance Company『DUSTーダストー』にも。そのとき、サインいただいたのよー😊
"Outside", d'Etgar Keret et Inbal Pinto (sous-titres français)
次は『ある馬の物語🐴』。インバルさんが「ねじまき鳥クロニクル」のキャストが観に来てくれて再会嬉しかったと言ってました。