今日は亀ちゃんのお誕生日ということで、2回目の『終わりよければすべてよし』でした。11列センターブロック(実は通路後ろの10列目より視界が良い)
今日もフランス王とムッシュー・ペーローレスは絶好調!岡本くんと亀ちゃんの巧さが際立っていました。というか、俳優全員上手いからストレスフリーです。そんな『終わよし』の成功は中嶋朋子ちゃんのヘレナとソニンちゃんのダイアナだと思う。説得力がある(そこがさい芸との違い)。
駒場東邦高校の観劇鑑賞会の日でもあり、白いワイシャツの男子生徒で溢れかえる新国立劇場がとても新鮮。劇場で会ったお友達が急遽今日のチケットを買おうとしたら空席3席しかなかったそう。ヘレナとペーローレスの処女性についての会話が序盤からあり高校生男子たちが好きそうな台詞がたくさん出てくるので、幕間にワイワイそんな話をしている声が聞こえて嬉しくなっちゃった。空席あったら半額というチケットで『尺には尺を』を観てくれたら嬉しいなぁ。
あ、途中で立川ラフュー卿が「高校生の皆さん」と呼びかけ、亀ちゃんペーローレスがイタリアでザクロの種を一粒盗んで殴られた話をバラしたのよー。
あ、私だけかもだけど、浦井バートラムやペーローレスの帽子についているマークがひよこ🐥に見えて可愛いのよね。
あらすじ・キャスト・スタッフ情報は↓
1回目の『終わりよければすべてよし All's Well That Ends Well』★★★★ https://magnoliarida.hatenablog.com/entry/20231022/1697971609
さて今日の終わよしですが、22日に観たときに感じたテンポの悪さがなくなり、すごく良くなっていたと思う。皆さまの思いきりさが増していて、やりとりが流れるように進んでいったし、すごく楽しかった〜。浦井バートラムのクズっぷりも増していてよかった〜。
ラスト、バートラムが改心してヘレナへの愛を誓った直後、王がダイアナに結婚相手を選んでよいと言ったとき、思わず立候補に乗り出そうとしたバートラムをひっぱるヘレナのシーン好き。ただ、戦で顔におった傷を隠すビロードの傷隠しもつけていないし、傷がわかりにくい。台詞にあるけれど気にして見ないと髪の毛かと思うかも🫥
ラストの大団円のとき、仲良く腕を組んで王の話を聞いているデュメーン兄弟を見て、ペーローレスに意地悪して憎らしかったことも許せちゃったり、登場人物全員がチャーミングな、鵜山さん演出の終わりよければすべてよし。楽しかったです。
アフタートークのことや、書きたいことがあるので、続きたいけれど… 時間がビュンビュン過ぎていきます。
アフタートークは『尺には尺を』のセットに椅子を並べたけれど、尺尺の話はなしでした。
岡本くんも言っていたけれど、司会進行のプロデューサーさんがほとんど話をしていたのはちょっとなぁ…でした。
劇場で会った方(早稲田でもお会いした)を誘って春菊そば✌️
バートラムの傷の演出。松岡和子先生がこれまでのバートラムも顔に傷なしの演出もあったから今回はどうかしら、とインタビューで言ってらしたので、なくてもいいのでしょうね。私は竜也くんが傷あてつけいたので、あるものと思っていたのだと思います。