ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

『尺には尺を Measure for Measure』初日★★★★

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シェイクスピア ダークコメディ交互上演『尺には尺を』初日観劇。13列センターブロックのお席、すごく観やすかった〜。

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私は小田島雄志さん翻訳の本は読んでいないのですが、結構現代的な台詞になっていました。
2016年に観た『尺には尺を』(蜷川さん演出)より公爵代理(アンジェロ:岡本健一)のパワハラ・セクハラが「今」とバシバシ重なる…。アンジェロが当時の藤木くんと今の岡本くんの年齢的な違いも大きいのかな〜。リアル社会を感じました。

感想は改めて書くけれど、岡本くんはもちろんのこと、イザベラ役のソニンちゃんがとっても良かった。素晴らしかったーー。

亀ちゃんの2役最高!フロスのお衣裳、可愛いすぎる〜💓チャーミングなキャラです。

これから観る方のために亀ちゃんの衣裳や変装😆を詳しく書くのはやめます〜。あ、言わせて… 蝶ネクタイ🎀とツンツルテンのおズボンから見える細い足首までラブです。

死刑執行人のアブホーソンの場面の音とか照明とか、、鵜山さん遊んでます。アブホーソンも亀ちゃんだとチャーミングに見えます。鵜山さんの極端な演出と相まって味のある場面になっていました。(亀ちゃんのリチャード3世観たいなーーとなりました。)

音楽もシェイクスピア然としていなかった。それも良かった。

でも… ヴィンセンシオ公爵(木下浩之)、あなた、それは、、😳となるラストの、何度も振り返るイザベラの表情がなんとも、、(ラストを公爵の台詞で終わらせたシェイクスピアさんグッジョブですよね)イザベラちゃんにとってあのラストは… 😔どうなの〜🥺(公爵が向井理なら行って良いかな〜😆←木下さんごめんなさい)

どの結婚も罰だし。シェイクスピアだし。ほんと、問題劇だわーー。

あ、初めましての宮津侑生さん、修道士が公爵とは知らずに公爵の悪口を言いまくるルーシオ役で大活躍でした。清原達之さんが怪我のため降板されたので宮津侑生さん代役を務めたのね。短い時間のお稽古参加だったでしょうけれど、とても良かったです!

Measure for Measure「あなたががさばくとおりに、あなたがたもさばかれ、あなたがたが量る通りに、あなたがたも量られるからです。」(マタイによる福音書 7:2)

あらすじ「ウィーンの公爵ヴィンセンシオ(木下浩之)は、突然出立すると告げ、後事を代理アンジェロ(岡本健一)に託し旅に出る。だが実は、密かにウィーンに滞在したまま、アンジェロの統治を見届ける目的があった。というのも、ウィーンではこのところ風紀の乱れが著しく、謹厳実直なアンジェロが、法律に則りそれをどう処理するのか見定めようというのだ。そんな法律のなかに、結婚前の交渉を禁ずる姦淫罪があり、19年間一度も使われたことがなかった。アンジェロはその法律を行使し、婚姻前にジュリエット(永田江里)と関係を持ったクローディオ(浦井健治)に死刑の判決を下す。だがクローディオはジュリエットと正式な夫婦約束を交わしており、情状酌量の余地は十分にあったのだ。それを知ったクローディオの妹、修道尼見習いのイザベラ(ソニン)は、兄の助命嘆願のためアンジェロの元を訪れる。兄のために懸命に命乞いをするイザベラの美しい姿に、アンジェロの理性は失われ、自分に体を許せば兄の命は助ける、という提案をする。それを聞いたイザベラはアンジェロの偽善を告発すると告げるのだが、彼は一笑に付し、「誰がそれを信じる?お前の真実は、私の虚偽には勝てぬ」とイザベラに嘯く。クローディオの命は?イザベラの貞節は?すべてはアンジェロの裁量に委ねられる。

作:ウィリアム・シェイクスピア 翻訳:小田島雄志 演出:鵜山 仁
美術:乘峯雅寛 照明:服部 基 音響:上田好生 衣裳:前田文子 ヘアメイク:馮 啓孝 演出助手:中嶋彩乃 舞台監督:北条 孝
出演:

アンジェロ(公爵が留守中の領主代理):岡本健一
ヴィンセンシオ(ウィーンの公爵):木下浩之
イザベラ(クローディオの妹):ソニン
クローディオ(法律を犯してしまった):浦井健治

ルーシオ(風変わりな男):宮津侑生
マリアナ(アンジェロと5年前に婚約していた):中嶋朋子
オーヴァーダン夫人:那須佐代子
ポンピー(オーヴァーダン夫人の使用人):小長谷勝彦
典獄:立川三貴
判事:勝部演之
エスカラス(貴族):下総源太朗
エルボー(つまらない警吏)/紳士2:川辺邦弘
フロス(おばかな紳士):亀田佳明
アブホーソン(死刑執行人):亀田佳明
バーナーダイン(囚人)/紳士1:吉村 直
フランシスカ(尼僧):藤木久美子
ジュリエット(クローディオの恋人):永田江里
ピーター(修道士):内藤裕志
召使い:須藤瑞己
使者:福士永大


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明日は『終わりよければすべてよし』の初日。🐻クマちゃんも違うお衣裳かな?クマちゃんたちの前で知り合いに会ったので写真撮ってもらいました!f:id:Magnoliarida:20231018234003j:image

クローディオ浦井健治くん。確かにお衣裳がルドルフ🤴 https://x.com/kenji_staff/status/1714633670303138190?s=46

明日、少し追記します✍️「本日、初日を迎えた『尺には尺を』は、岡本健一演じる「アンジェロ」とソニン演じる「イザベラ」の激しい攻防と、それぞれの葛藤に客席は熱気に包まれました。観劇後には、権力、ハラスメントなど400年以上前に書かれたとは思えぬ、シェイクスピアの驚くべき同時代性と、そして波紋を呼ぶその結末について、お客様同士で語らう姿が見受けられました。」

f:id:Magnoliarida:20231019185410j:image(撮影:引地信彦さん)