KAAT大スタジオにて『スプーンフェイス・スタインバーグ』(安藤玉恵回)観劇。整理番号130番台、自由席だったのでF列ほぼセンターで。A〜Cは舞台となる部屋とフラットな桟敷席になっていました。
安藤さん演じるスプーンフェイスがそこに置いてあるぬいぐるみたち「パパ」とか「ママ」とか「スパッドさん」とか「牛乳屋さん」最後の子「スプーンフェイス」を拾いながら彼女の部屋へ。
癌に侵された自閉症の女の子が、 死んでゆくこと、生きること、世界のこと、戦争のことを鋭くそして豊かに語りかけてくる演出。安藤さんは見事におしゃまな7歳の少女だった。
病院のバーンスタイン先生のお母さんが強制収容所にいた話ではガザの子どもたちを連想。カーテンを使った映写の演出がお茶目。
寄宿舎にいるわけではないけれどルドウィッヒ・ベーメルマンスの絵本のマドレーヌちゃんのようでした。
安藤玉恵さんのAバージョン千秋楽でした。
#スプーンフェイス・スタインバーグ
— 安藤玉恵info (@tamaeando) 2024年3月2日
いよいよ私、安藤のAバージョンは今日、千秋楽です。
はいりさんからいただいた重慶飯店のお弁当で腹ごしらえをしてます。おいしいよぉ。
がんばるぞ!
「港の見える稽古場日誌」も好評です。ご来場の際はぜひぜひ。 pic.twitter.com/AaABlaTaMr
こんにちわ、スタッフです。
— 安藤玉恵info (@tamaeando) 2024年3月2日
#スプーンフェイス・スタインバーグ
ついに、安藤(A)回が、本日3/2(土)17:00開演の回で千穐楽です!
また昨日のアフタートークの模様は、後日「KAAT RADIO」で配信されるとのこと。少々お待ちくださいませ!📻(ス)https://t.co/FW3k5s6KrV pic.twitter.com/VGpfESIWOh
片桐はいりさんの回も観たかった〜。
死に直面する7歳の少女スプーンフェイスを通じて命の輝き、生きる意味を問う珠玉の一人芝居
作:リー・ホール Lee Hall 翻訳:常田景子 演出:小山ゆうな
美術:大島広子 照明:大石真一郎 音響:徳久礼子 舞台監督:山田貴大
戯曲では流れるオペラの曲目も指定されているので、きっとその歌詞にも意味があるのでしょう。私はまるで詳しくないので調べてみます。例えば、パパの話の時はマリア・カラスの「ジャンニ・スキッキ」より♬O mio babbino caro(私のお父さん)
リー・ ホールはミュージカル『ビリー・ エリオット~リトル・ダンサー~』や映画『戦火の馬』、映画『ロケットマン』の脚本を手掛けたイギリスの劇作家。
『Spoonface Steinberg』は、元々1997年にイギリスで放送されたラジオドラマ用の一人語りの脚本でで、その面白さが反響を呼び、1998年にはテレビドラマ版、2000年には舞台版が制作されたそうです。舞台初演版では、当時42歳のキャサリン・ハンターがタイトルロールを演じたということは、一人芝居ではなかったのね。
マドレーヌちゃん(髪の色も違うけれど)スプーンフェイスだったならあの部屋の中でどこの世界にも行けそうだから。
KAATアトリウムにて横浜中華街春節オブジェランタン展示
昨年は「西遊記」をモチーフにした『冒険者たち~JOURNEY TO THE WEST~』を観劇したときに。 https://magnoliarida.hatenablog.com/entry/20220209/16443325
【追記】こんな可愛らしい座椅子だったのね。
#スプーンフェイス・スタインバーグ
— 安藤玉恵info (@tamaeando) 2024年3月3日
はいりさんの千秋楽を見届けました。
素晴らしいステージだったなぁ!
全公演終了しました。
ありがとうございました。
無事に終わってホッとしています。
桟敷席は手作りのカバーがかけてあって、人気の席でした。
最後はやっぱり「火花」! pic.twitter.com/Pn9U65KCcJ
長塚圭史さん演出リーディング版