アンスティチュ・フランセ東京の東京日仏学院エスパス・イマージュにて
「生誕130周年記念特集 ジャン・ルノワール Jean Renoir の現在をめぐって」最終日。
「私が無人島に映画を一本持っていくとしたら、それは『ジャン・ルノワールの小劇場』だ。 この映画には、過去、現在、未来の映画のすべてが詰まっている」エリック・ロメール
上映前にアンスティチュ・フランセ日本の映画主任・坂本安美(さかもとあび)さんからロメールのこのコメントや生前のお話がありました(涙ぐんでいらした)
久しぶりに行ったらカフェ🥤がなくなっていた。
📌「?「呪われた映画作家」のひとりであったジャン・ルノワールを自分たちの「親父、守護聖人(ルビ:パトロン)」であるとし、「世界最大の映画作家だ」と高らかに称えたのはトリュフォーやリヴェット、ロメール、ゴダールらヌーヴェル・ヴァーグの若き映画作家たちでした。その後、その評価は全世界的なものとなり、ルノワールの作品は多くの映画人に多大なる影響を与えてきました。」
呪われた映画作家… (T . T)
「映画は私に幾多の失望、数々の幻滅をもたらした。ただしかし私が映画から受けた喜びは、そうした辛さを上回るものがある。もしもう一度人生をやり直せといわれれば、私は再び映画をやるだろう」
— Abi Sakamoto (@ElleaWatson) 2024年10月6日
ジャン・ルノワール
ルノワール特集は閉幕、でもルノワール作品が発見され続けるのを心より願います🐻 pic.twitter.com/qwxIWuTla3
遺作の『ジャン・ルノワールの小劇場』(フランス/1970年/94分/カラー/DVD)
出演:ニーノ・フォルミコーラ、ジャンヌ・モロー、フランソワーズ・アルヌール、フェルナン・サルドゥー
テレビ映画のため日本劇場未公開だった作品。観ることができて良かった。最高でした😊
ジャン・ルノワールが劇場主として登場し、4本の短編を紹介するオムニバス・ムービー。
第1話「最後のクリスマス・イヴ」
第2話「電気床磨き機」
第3話「愛が死に絶える時」
第4話「イヴトーの王様」
後で書きます。
「本作はルノワールの遺作であると同時に、彼の作品の集大成でもある。ジャンヌ・モロー演じる歌手にほとんど固定された正面からのワンシーン・ワンショット(「愛が死に絶える時」)や、熱狂、錯乱、そして特殊撮影(「電気床磨き機」)、あるいはシンプルなストーリーテーリング(「最後のクリスマス・イブ」、「イヴトーの王様」)など、ルノワール映画の様々な美学的集大成となっている。(…)映画の歴史(そしてキャリア)のもっとも美しい終わりである」https://culture.institutfrancais.jp/wp-content/uploads/2024/07/2024_JR_web.pdf
坂本安美の映画=日誌より(May 12, 2022)https://www.nobodymag.com/report/n/abi/
「〜映画館に入る前と後では、まったく違う人間であり得ます。映画は身体に入り込んで、自分の人生を支える芯棒のような役割を果たすようになります。そんなにも強烈な変化をもたらす2時間は「劇場」という場以外では生まれ得ないでしょう。愚かかもしれませんが、私は映画館の未来に対して、徹底的に楽観的です。「映画館で映画を見る」。人類がこれほど強烈な快楽を手放す未来を、私は想像することができません」濱口竜介
Le Studio(少し前だと思っていたら2022年😳)に映画『ピクニック/Une Partie de Campagne』を観たので「ピクニックの撮影風景」も観たかったな〜。
ジャン・ルノワール生誕130周年 ルノワール“新しい波” | Bunkamura渋谷宮下で。https://www.bunkamura.co.jp/cinema/lineup/24_jeanrenoir.html
『コルドリエ博士の遺言 4Kレストア』『捕えられた伍長 4Kレストア』