今日は有給休暇。
東京芸術劇場プレイハウスにて『ヴォイツェック Woyzeck』4回目で東京リターン公演2回目。
【チケット 11,500円✨✨】上演時間 1幕 70分(休憩20分)2幕 60分 G列センターブロック
『ヴォイツェック』3回目★★★★☆


私のラスト『ヴォイツェック』でした。9月に観た2回だけでなく先週観た回とも違う舞台かと思うくらい凄まじかった。回を重ね進化が続いていたことがわかる。席に着いて舞台を見上げた時からその斜めに組まれた美術の歪さが息苦しい。登場からボロボロに傷ついているヴォイツェック(森田剛)を祈るように見守る… 違うラストはないことを知っていても一筋の光を求めながら。
ヴォイツェックとマリー(伊原六花)。一幕から長い二人芝居が凄くて引き込まれる。ベルファストで知り合ったころは楽しかっただろう二人なのに…幼少期、母から(周囲からも)心が傷つけられつづけていたヴォイツェックが恋に落ち、幸せになるためにドイツへの赴任を選んだのだろう。
貧困により精神が崩壊してしまったヴォイツェックとは〝普通の話〟ができないマリー。最後まで、ささえようとしていたのに。
アンドリュース(浜田信也)もけっこう変わっていて、新たな発見が多々あった。お茶目な面をちょくちょく見せてくれるアンドリュース。一幕の大尉の〝奥さん〟マギー(伊勢佳世)をナンパしに行くときの敬礼や去り際の挨拶が可愛い。二幕はじめも〝使い捨て兵士〟だけど、マギーよりマシな常識があるかと思ったけれど、マリーに何の〝洗剤〟を使っているかを聞くセリフからの変化が凄い。マリーとの場面、良かったなぁ。彼の闇に「親友」だという父親は関係しているのかな… 以前同棲していた女性と別れた理由は何だろう。 アンドリュースの過去が知りたい。
ヴォイツェックの マリーの生命力、ヴォイツェックを取り巻く人たちの狂気、欲望、葛藤。
小倉奈穂さんの美術、横原由祐さんの照明(照明の効果でヴォイツェックだけがモノクロに見えるクライマックス場面とか胸が張り裂けそうになる)、ヴォイツェックの心情そのもののような国広和毅さんの音楽と加藤温さんの音響は本当に素晴らしかった。


【千穐楽を終えて、11月17日】
伊原六花ちゃん https://x.com/rikka_ihara/status/1990397671782142287?s=46
Instagram https://www.instagram.com/p/DRKFky2kmFl/?igsh=bm94aWgwbTV1dmRl
