ここまで終了
★ M&Oplaysプロデュース『鎌塚氏、舞い散る』(本多劇場)http://mo-plays.com/kama5/
『タージマハルの衛兵』のバーブルと同じ名前のバーブルがムガル帝国を建国した。フマーユーンと同じ名前のフマーユーンがバーブルの息子で2代皇帝として即位。
初代皇帝バーブル(1526−30)
2代皇帝フマーユーン(1530−40 1555−56)
3代皇帝アクバル(1556−1605) 江戸幕府の成立(1603年)
ムガル帝国の全盛期へ
4代皇帝ジャハーンギール(1605−27)
5代皇帝シャー・ジャハーン(1628−58) ←タージマハルはここ。
6代皇帝アウラングゼーブ(1658−1707)
・・・
インドは植民地化へ
1857年 インド大反乱
最後皇帝バハードゥル・シャー2( −1858)
1877年 インド帝国成立
↓ 1分でできる世界遺産小話より
https://news.mynavi.jp/article/heritage-13/
世界遺産のタージマハルは王宮もしくは寺院ではなく霊廟。
皇帝シャー・ジャハーンが心から愛していた王妃ムムターズ・マハル(15歳のときに貴族の娘12歳のムムターズ・マハルに一目惚れしたとか)が亡くなっために建てたお墓。娘は嫁ぐ時に「ムムターズ・マハル」、すなわち「宮廷の選ばれし者」という名前を与えられたとあるので本名は違うのね。
タージ・マハルのマハル!
嘆き悲しんだ皇帝は、国中が2年間の喪に服すことを命じます。そして、世界各地から最高の資材と職人を集め、霊廟建設に打ち込みました。1,000頭ものゾウに石材を運ばせたとか。そうして22年もの歳月をかけて完成したのは、白い総大理石の贅をこらした霊廟。これが、「世界で最も美しいお墓」といわれる『タージ・マハル』なのです。
シャー・ジャハーンは、完成したタージマハルを上回る美しい建物を作れないようにウスタッド・イサの両手を切断したという。工事に関わった2万人の石細工師などの人々の手まで切り落とさなくてもね・・(これは、フィクションだと思いたい)
シャー・ジャハーンにとって「美」は自分のためだけのものだったのね。
「プレビューと本番のあいだの特別な時間」
成河くんブログ更新。
初代皇帝バーブル(右)とその息子フマユーン(左)の絵が載っています。
『タージマハルの衛兵』プレビュー2日目観劇。
終わってからまだ動悸が止まらない。なんだかとても苦しい。
凄い二人の俳優の凄い舞台だから強くオススメしたい。
仕事だから。戦争ならどんなことをしても正義だという言葉を思い出す。水木しげるさんだったかな?(あ、この舞台に戦争は出てきません!)
これがプレビューだなんて…
ラストシーン好きだなぁ。
内容は書かないけれど。
「袋に入ったあれ」があったらよかったのにね。
いえ、あったんだね。
焼くシーンがあった方がという感想も見たけれど、
私はない方があのラストに続くと思う(だって焼いてしまったら、もう夢も語れない…)。バーブルのために。彼はフマーが置いた「あれ」を抜けて向こう側の世界に行ったから。きっと。
これ感想もまちまちなんだろな〜。
座席の場所にもよるだろうし。
今日は最前列下手だったので、床の沈んだところは見えず(どうなっているかはわかる)
ある場面の音響にびっくり。素晴らしった!
ドルビーサラウンドかって!?
小劇場ではじめて体験したかも。
本公演に入ったらパンフレット売るよね?ぜったい読みたいもん。
凄い本だし。
今夜は眠れないかも知れない。
できれば翼のついた籠の夢を見たい。
ふたりのお互いを見つめる目線が優しいのは、お稽古場で過ごした時間が長かったからこそ生まれた信頼感なんだろうな。
お風呂出る時、浴室を拭いたタオルを絞りながら、亀ちゃん🐢バーブルのくちゃくちゃっと絞った雑巾を思い出してひとりニヤニヤしちゃった。私も成河フマーに笑ってないでサッサと掃除してって叱られるな〜とかね。
遅刻の常習犯、上着の紐結ぶのもめんどくさい(おしゃべりに夢中で!)バーブル。フマーのことが大好きなのがわかる。フマーもバーブルが大好きでなんだかんだと面倒見ちゃう。
あのラストはフマーの優しさだと思った。
小川絵梨子さんからのメッセージ。開演前にプロデューサーさんからもプレビュー公演についてのお話がありました。
劇作家のラジヴ・ジョセフさんがいらしたけれど、日本初演のこの舞台、国によって反応(笑うところとかも)違うんだろうな〜。
でも日本のがいちばん良いって思うな〜 ←他の演出はまったく観ていないけれども😅 わかる!
タージマハルの設計者ウスタッド・イサ(Ustad Isa)。
http://zenpakusan.com/isan2/68/index.html
http://mahorobanomori.web.fc2.com/India-2009-agra-TajMahal.html
まだあまり人がいなかったから「絨毯の上に立って」と、劇場の方が撮ってくれました😊
余談ですが、一瞬イキウメの獣の柱の記憶が蘇ったり、唐版滝の白糸とか、ドラえもんとか…和みの時間もありました。
載せていなかったから。
『タージマハルの衛兵』小川絵梨子[演出]×小田島創志[翻訳] 対談www.nntt.jac.go.jp
小川「そうですね。フマーユーンはどちらかと言えば体制寄りで、だからこそ彼が直面する葛藤が、非常に現代人に重なると思っているんです。体制に全面的に心酔している訳ではなく、その傘下にいる自分を恥じたり打ちひしがれたりする様は私たちそのもの。彼を丁寧に描くことで、対照的な自由過ぎるバーブルの在りようや、二人の運命を分けるものが何かも、より鮮明にお客様に届けられると今は考えています。」
(新国立劇場・情報誌 ジ・アトレ 9月号掲載)←2冊あるという友人から1冊もらいました!
2017年12月。1990年8月19日の第1回公演から2016年12月10日の第469回公演まで訳・演出を務めた青井陽治さんから、ずっと応援している演出家の藤田俊太郎くん(もう「くん」なんて言ってはいけないのかもと思うくらいなんだけど、蜷川さんの演出助手時代から「俊太郎くん」と呼んでいるので・・許して〜)の演出になってから何回目の「ラヴ・レターズ」だろう。
PARCO劇場のこけら落とし公演としても日程が発表されました。
作 A.R.ガーニー
訳 青井陽治
演出 藤田俊太郎
出演
2月12日(水) 19:00開演 松重豊 & 大竹しのぶ
2月16日(日) 19:00開演 井上芳雄 & 坂本真綾
2月21日(金) 19:00開演 市村正親 & 草笛光子
2月23日(日・祝) 19:00開演 リリー・フランキー & 橋本愛
2月25日(火) 19:00開演 加藤和樹 & 愛加あゆ
おけぴ取材班:chiakiさん(撮影)、mamikoさん(文) 監修:おけぴ管理人さん
「建設中期間中は誰もタージマハルを見てはならない」、そして「タージマハルに並ぶ美しい建造物を今後決して生み出してはならない」。
皇帝の命令で、タージマハル建造に関わった2万人の手を切り落とすフマーユーンとバーブル。設定を聞くと、陰惨な展開を想像しますが、戯曲内で繰り広げられるのは、どこかとぼけたような二人の会話。性格の違う二人、でもどちらも愛すべきキャラクター。お互いの信頼感の上に成り立つオモシロ会話を劇場で聞くのが楽しみです♪
…というのも、この日の取材で拝見したのは、物語のクライマックスともいえる終盤、まさに衝撃的でシリアスな場面だったから。
「2万人の手を切り落とす」“ひでえ仕事”以上に、とんでもない状況に追い込まれる二人。