ガソリンスタンドを突然クビになって職を探しているおじさん(ビジェガス)と、おじさんが親切にした女の子の母親(未亡人)からお礼にもらった犬(ボンボン・オ・レチェン)とのロードムービー。レチェンとずっと呼んでいたんだけど、それは地名で名前はボンボンだった*^o^*。見る人が見ればわかるくらい、ボンボンなんて名前にしちゃったら失礼なほど凄い猟犬(ドゴ・アルヘンティーノ)らしいんだけど、無表情なとこが、なんかおかしくて憎めない顔の白くて大きな犬レチェンがいい味だしてた。口数も少なく、くたびれたおじさんもいい!レチェンをドックレースに出すために訓練したり、初めてのレースで3位になって、種付を仕事にしようと張り切りだしたり、レストランで歌っていた女性に恋心をいだいたり(実はどれにも積極的・・)、少ぉーーしずつ顔が誇らしげに変わっていく様子が、このおじさんの未来が暗くなさいことを物語っているみたいでよかった(*^_^*)。ボンボンもいるし・・・(そういえば、レチェンをボンボンと呼ぶようになったのはどのシーンだったかな?)
アルゼンチンの空がとてもきれいで、南部の景色がすごく雄大で大きく、音楽もよくて、ストーリーもシンプルで、あたたかい映画だった。なにより、ラストシーンが最高だった)^O^(。