作・演出：鴻上尚史『全編THE BLUE HEARTS（ザ・ブルーハーツ）の楽曲で構成された音楽劇。レコード会社からヴォーカルを引き抜かれ、ドラマーは失意のうちに故郷へ。残されたのは、リーダーのヒロシとベースのマサオ、マネージャーのミキ。壊れかけたバンドと、原発問題のあの場所』
http://www.thirdstage.com/knet/lindalinda2012/index.html
楽しかったです。第一幕では「なぜここで笑うの？」と客席の笑いのツボについていけなかったのですが、休憩を挟んで第二幕は楽しかった！ ザ・ブルーハーツの原曲を殆ど知らなかったけれど、曲がストーリーにうまくのせてあり楽しかったです。だから、大人しく観ていないでライブハウスなどのハコで手拍子とか拍手とかしながら観たいお芝居かも。しちゃいたかったけれどアウェーなのでやめました（笑）
会場内の壁一面に貼られたフライヤーや、舞台美術もよかった。でも・・過激派があの格好で2012年の今いるかな？とか思ったり・・（ああいう姿で出てこないとわかりにくいからかな？）。元過激派とかの設定も新しくしたほうが、と思ったり・・。
警官の大場役の丸尾丸一郎さんとケンの恋人カオリ役の高橋由美子さんが好きでした。高橋由美子さんが出てくるとピリッと引き締まる感じ。
バンドのリーダー・ケン役の伊礼彼方くんが面白いひとで・・笑わせてもらいました。素に近いのかな？（笑）←『GLORYDAYS』『今は亡きヘンリー・モス』『ミュージカルハムレット』しか観ていませんが、かなりのオモシロさん。
それにしても・・ケンとベース・マサオ（松岡充）のオトコふたり！優柔不断なのでイライラしたよー。８月18日に先約があるって言わないでズルズルと、もおーーっ(−_−＃)
でもねぇ、シレンとラギのときに感じたのと同じ・・やっぱり歌っていないときのマイクを通した声には慣れないです。サザンシアターはそんなに大きくない劇場なのに・・と。音楽劇ってこういうものなのかしら・・。
仁ちゃん、秋に『地球の王様』だって。面白そうです！
プリンス芳雄くん、かっこいいね。ミュージカル観てみたいなぁ・・（でも、台詞のときマイクの声なのかなぁ・・クリエだし音楽劇じゃないから大丈夫かな）
