おけぴで譲っていただき(セット券価格✨)新国立劇場 小劇場にて『デカローグ 2・4』(演出:上村聡史)観劇。
B3列センターブロック。B1が最前列なので3列目は近すぎかなぁ。フラットなセットではなく団地の一角3階の高さがあるので近いと2階を見上げるのと、全体が見れないので左右キョロキョロすることに。後ろの映像も、例えば空港の電光掲示板が見にくいかなぁ。でも、天使ガン見してきましたよ。
天使は決して導かない、誰の行動も否定もしない
2と4は終わりに(捉え方は人それぞれだけど)希望を感じてホッとします。
【あらすじと初日の感想】 プログラムB★★★★★
【アフタートーク】のあった『デカローグ 2・4』プログラムB2回目 https://magnoliarida.hatenablog.com/entry/20240420/1713540945
全話共通することが多いけれど、2と4の物語の共通点の多さから2と4を一緒にしたことに納得。 家族、神様、手紙、写真、秘密、電話、空港、父親が違う子ども、嘘、水、火🔥、牛乳、、
🌵🎻デカローグ2(プログラムB)ある選択に関する物語
前田亜季(好き〜)益岡徹 坂本慶介 近藤隼 松田佳央理 亀田佳明
セリフと仕掛けのタイミング、照明と音楽のセンスが絶妙。
老医師から一夜にして家族を失った話(第二次世界大戦の空爆だと思う)を聞いた天使のとても悲しそうな表情 (亀ちゃん凄い)
その直後、それまで老医師を困らせていたチェーンスモーカーで自己中心的で悪態をついていた(理由があって)ドロタから「明日子どもを堕ろす」と聞いた老医師の変化。
近藤隼さんがドロタの恋人ヤネクとドロタの婦人科医という役なのが興味深い。
客席を見ているのにどこも見ていない天使(亀ちゃん凄すぎる)
追記予定
✉️🪁デカローグ4(プログラムB)ある父と娘に関する物語
近藤芳正 夏子(可愛すぎる) 益岡徹 松田佳央理 坂本慶介 近藤隼 亀田佳明
天使が彼らの分岐点にいることがわかりやすいのは「 ある父と娘に関する物語」かも。「その時」見つめられる彼らも天使を見つめ、そこで一瞬時間が止まるから。天使は導くでも選択をさせるわけでもなく。
偶然だけど視力検査でFATHERという単語を選んでしまった眼科医がアンカにミドルネームを尋ね「アンナ」だと聞いたときの驚きの意味は?… 眼科医はミハウのことを知っていたとか?アンカの同じ大学を受験する予定の息子さんが20歳のアンカより少し年下だし、きっとご近所よね。近藤隼さんのサブテキストはどんなかしら?眼科医と演劇科の教授(サブテキストのことをアンカに話す🤣)という対立する役を演じているのも興味深い。
長い年月お互い言えずにしまってモヤモヤしていたことを言えたから真相は燃えてしまったけれど、希望を感じる終わり方だった。
追記予定
なかなか春菊天そばを食べにいけない〜。