ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

マームとジプシー『ワタシんち、通過。のち、ダイジェスト。』★★★☆

    三鷹市芸術文化センター 星のホールにて。
作・演出 藤田貴大『取り壊される家。そこに住んでいた人々。或る家の始まりから終わりまでの時間を。或る家の始まりから終わりまでの記憶を。遡って。彩って。鮮やかに。思い出して。ワタシたちの。過去と現在。そして未来。』http://mum-gypsy.com/next/9.php
おもしろかったです。十時に使った舞台の使い方もおもしろかった。不規則にリフレインされる今日、そして過去。その記憶のリフレインがぐるぐる輪を描き、「終わりのとき」に近づいていきます。
一日目に家の柱が壊されたとき、寂しい気持ちでグッときて・・・そろそろ終わりかと思ったら二日目があった(笑)そこまであって良かったし、大切にしてきたものが消えてしまうって寂しい。けれど、観終わったてとても優しい気持ちになりました。でもね、途中がすごく長く感じました。
築100年の壊されてゆく家の声は聞こえなかった。壊している音は流れていたんだけれどね。
あの夜、彼らのおばあさまはどこに泊まっていたんだろう。あと・・あのスモークは何のためだったのかなぁ・・。

好きですが・・あのイラッとする喋り方と体の動きがチェルフィッチュと重なるわー(笑)。出演者の雰囲気も似ているよねぇ。この前のチェルフィッチュの『女優』はそういうのが全然気にならなかったんだけど・・ということは人数とか?好きな声のトーンとか?で違うのかな?
 いつも可愛いと思うのがパンフレット。今回は赤い屋根のお家です。劇団員のひとたちが差し込みの作業しているんだろうなぁと思うと気落ちがふわ〜っとします。