ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

ハイリンドvol.13『エキスポ』★★★★★ 

 日暮里d-倉庫にて 
作:中島淳彦、演出:高橋正徳(文学座)『「父ちゃん、人類の進歩と調和げな。」
大阪万博で日本中が沸き立つ1970年、宮崎の片田舎。定食屋と連れ込み旅館の経営を一手に引き受け、一家の大黒柱を担っていた母が急死。故人を偲んで通夜に訪れる珍客達、それに翻弄される親族。ややこしく、暑苦しく絡み合いながら、それぞれが故人の人生を縁っていく。懸命に生きながらどこか滑稽で、哀れで、それでいて愛おしい。人情喜劇の天才・中島淳彦作品の代表作。文学座の若手ホープ・高橋正徳を船頭に迎えハイリンドが送るのは――懐かしい故郷の匂い。』http://www.hylind.net/play/20121101.html
 
すごく良かったです (T ^ T) 。宮崎弁があたたかくてね(デフロスターズの公演で馴染みのあった宮崎弁!)。だらしなくて、よだきんぼ(←宮崎弁でめんどくさがりや)の男性たちがどうしようもなく可愛らしくてね。最初から笑ったりホロリとさせらせていたのですが多根周作さん演じる大場家の長男康夫が母の日記をある箱に入れたときに私の涙腺崩壊しました。しばらく眼球の奥が痛かったくらいです。悲しいからじゃない、あったかい涙・・なんだろう、何が琴線に触れたのでしょうか。多根さんの泣きはらした真っ赤な目元?でも、もらい泣きどころではなかったです。
家族はもちろん登場する人たちが皆よくてね。食堂とサンマリンという旅館を経営していた母親に生前お世話になっていたという理由が皆胡散くさかったりしますが、身近にいますよね。日曜劇場とかでドラマとして毎週この大場家を見たいくらいです。次女の千代子(福寿奈央さん)にいちばん感情移入してしまいました。同級生の高田くん(鈴木光二さん←いいです)にまさか妻子ありだったなんてね!!独身だろうって勝手な思い込みでしたが「やられたーー」感がありますよね。それ、あるあるですよ。
今回の意表を突く壮大な(笑)ラストシーンに感動しました。エキスポです。出来ればもう一回観たいけれど、会社を休まないかぎり無理です。11日まで、オススメです。
 伊原農さんと多根さんのコンビは最強ですね。おふたりのシーンが大好きです〜。そこに三田村周三さん演じる父が加わったどうしようもない男たち・・これから長男の嫁の君江(勝平ともこ)さんは大変ですね(笑)きっとビシビシいきますね。
次回のハイリンドは来年7月、シェイクスピアだそうです!演目が発表されたらワクワクするんだろうな〜。
 モスでエビカツバーガー食べて(昨日はマクドナルドだった 笑)日暮里駅に行ったらホームで赤ちゃんを抱いた育休中のはざまみゆきさんにお会いしました(劇場では物販にいらっしゃいました)。赤ちゃん、可愛かったーーーーーーーー。