ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

マームとジプシー『cocoon』2回目★★★★★ 



他もかもしれないけれど、最後が変わっていた。私の記憶違いでなければ、ふたりの台詞も違う気がする。場面が削られていた?よくわからないけれど印象が違う。同じようにマユが「ぼく」と言うことで実は少年だったということがわかるんだけど、今日のほうがマユがサンを好きな(守りたかった)気持ちが強く伝わってきた。でも・・1回観ているからかも?波打ち際を走るサンがたくましかった。

「繭(マユ)がこわれて私はふ化した」
 
前回観たとき(http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20130813/1376409733)に、後半の印象が強かったからか頭から抜けていたことに気づいたり・・。気になった2013年という台詞。唐突だと思っていたけれど、プロローグ「夢を見ていた」とサン。「夢の中に同年代の子がいて、ワタシもその中にいる」とサン。『cocoon』というタイトルがスクリーンに映る前のそこは2013年だった。そして、夢の中へ。マイクを通した声が夢の中のようでした。
 
「これはいつの時代のことなのか?」

なにがあっても前に走らなくてはいけない。友だちが死んだって前に走らなくてはいけない。前だけ見て。
 
クライマックスの歌の入り方は映画的だった。それまではまるで生演奏のようだったのに。けっこう音が大きくもう少しさりげないほうが好みですが(歌が多すぎるかなと・・)。マイクを通した多くの言葉に重なる大音量の歌と銃弾の音、波の音。その歌詞は聞こえない。追いつめられるような疾走感。
 
女の子たちの「いっせーのせっ」というセリフが度々入るんだけど、私にはその度々入る意味がわからなかった。
 
あと・・やっぱり青柳いづみちゃんの存在が大きくて・・。吉田聡子ちゃん、菊池明明さん、山崎ルキノさん、尾野島慎太朗くん(この方も本名が役名?)以外のお顔が・・・今となってはおぼろげ。キャスト名が発表されていないせいかもしれない。
 
と書いたけれど、『cocoon』はとてもいい作品ででした。 
 
 マユのポストカード購入。

あ、また長塚さんが・・(読んでいらっしゃるその本はなんですか?とお聞きしたかった)。同じ列にいらした。『あ、ストレンジャー』のときも同じ日。いつか長塚さんの舞台で青柳いづみちゃんを観られるんじゃないかと期待しています。あの話し方がどうなるか知りたいということもあって・・だってチェルフィッチュのときも同じだし、『家電のように解り合えない』のトークで「ふだんと同じ」って言われていましたから。

 佐藤オリエさんと満島ひかりちゃん。行きたい!と思ったんだけど、シアターイーストで8,200円って(  ̄◇ ̄;) プレイハウスなみのお値段に驚く『秋のソナタ