小田急線に迷い、道に迷い・・なかなかたどり着けませんでした・・
千歳船橋のAPOCシアターにて
以前、春カフェ 『お仕事いろいろ』で松本哲也さんの短篇を観ておもしろかったので今回も楽しみにしていました。
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「大空」作/長谷基弘(劇団桃唄309) 演出/松本哲也(小松台東)
単語で繋がるようなテンポのよい会話。しりとり風な会話。以前行った旅行先でなにがあったんだろう。追悼?彼らに起きたことをいろいろ想像しながらの30分。向き合うほうがいいのか。上下がわからない。いまがいつかもわからない。で、タイトルは? 笑
「町でいちばんの」作・演出/上野友之(劇団競泳水着)
小松台東町に1軒しかないキャバクラが舞台。宮崎弁のお芝居の作・演出が松本さんではなく上野友之さんなのが意外でした。小さな町の小さなラブストーリー。ラストシーン、置き手紙の追伸に笑いが・・まさかほんとにやったの?けんたくん良いなぁ。
「ノリオの病室」作・演出/松本哲也(小松台東)
松本さんが「ノリオ(の病室)」を作っていた始まり方もおもしろかった。残された命がわずかなノリオの看病は誰がするのか。
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「姉と弟」作・演出/松本哲也(小松台東)
山像かおりさん(文学座)と松本哲也さんの二人芝居。もうしないと思っていた姉が結婚するらしい・・・。大人の会話劇という感じでした。これも宮崎弁。宮崎に住む母の面倒をどちらが見るか。私も友人たちとそういう話をするので、とても切実です。
どの作品も面白かったです。けっこうおしゃれで、笑えて、結末を想像しながら楽しみました。
ただ・・キャスト表がないので、あのひとを演じたのは誰? とか・・・わからないままなのが寂しい。櫻井拓也くんはわかった!そしてよかった!