サンモールスタジオへ。
松本紀保プロデュース『Farewell』(←荒井由実を思い出す世代です。♬フェアウェル パーティ)観劇。とても良かったーー。フライヤーのヴィジュアルの背中合わせの男女・・触れた体温に騙されるよね。
松本哲也さんの脚本が大好きですが、ある意味こんなに怖いのははじめて!演劇だからオーバーかもしれないけれど全員が身近に感じる。
実生活では表に出さない業みたいなものがめくるめく…。2時間ないのに登場人物全員の人生や人となりが垣間見れて、リンクしている構成。山本達夫(山田百次さん)とラストの麻織(紀保さん)の独白は笑っちゃうくらい凄かったな。
「人は誰かの事を話すとき自分に都合がいいように話す」「好きとアレルギーは違う」とか…すごいな松本さん
別れてよかった と思うしかないもん。←ひとりごと(´-`) 野良猫ちゃんの動きが可愛くて、A列だったので舞台に手が伸びそうでした。
と感想Tweet。
小松台東でおなじみの異儀田夏葉さんがやっぱりテッパンという感じの役だったので、知り合いに会ったような気持ちになったりも…(もちろん面識なしです)
「Farewell(フェアウェル)」とは、ごきげんよう。さらば。別れる時の好意の挨拶。
あらすじ「妻からの一方的な申し出で別れることになった夫婦。連絡の途絶えていた二人だったがある日偶然再会し、久しぶりに言葉を交わす。共に過ごした 過去 と 別々に過ごす 今 。別れて良かったと妻は主張し、夫は未だ惜しんでいる様子。
やり直す可能性のない二人は僅かな時間を共にし、再び別れる。別れた夫婦が語らう 今 は果たしてどこまでが本当なのだろうか。」
作 : 松本哲也(小松台東) 演出 : 青山勝(劇団道学先生)
松本紀保(寺田麻織) 伊達暁(柏木 仁) 久保貫太郎(大田原邦夫) 柿丸美智恵(大田原聡子) 異儀田夏葉(立花桃子) 斎藤ナツ子(篠森梨沙) 小野川晶(葛原 牧) 山田百次(山本達夫)
アフタートークも楽しかった。ゲストはKAKUTAの桑原裕子さん。松本紀保さん、松本哲也さん、異儀田夏葉さん。
ちょっとお久しぶりに見た小松台東の松本さん、スリムになっていた。