今日はそんはくん・・成河くんが出演している「９days Queen」を観てきました。私には大好きで応援している俳優さんが３人いますが（プロフィールに書いてある方）、重なってしまうと気持ちの切り替えが大変です。土日が入り、他の舞台を観て、やっと切り替わって、の今日です。チケット代がお高いので、あとは千秋楽に観るだけですが・・。
会社から近くて嬉しい赤坂ACTシアター。 今日はＦ列・・なんとＦが最前列でした。
脚本：青木豪 演出：白井晃 音楽：三宅 純
おとぎ話のようで、好きだなぁ。松井るみさんの重厚感溢れる美術が凝っています。ステキ・・。衣裳もステキ・・成河くんも今回こんなに素敵な衣裳を着せてもらえて嬉しい（笑）髪型も似合ってます。相変わらず伸びやかで気持ちいい。マイクを通した声もほんとうは好きじゃないけれど、声が大きく変わることもなかったので大丈夫でした。（成河くんはマイク声を感じなかった。音をひろうレベルは人それぞれなのかな。）
衣裳といえばジェーンの赤いドレスの胸元がぶかぶかで・・あらま、と一瞬思ったけれど、ジェーン・グレイは16歳の少女なんですよね。16歳の聡明な文学少女。たしか５カ国語を話せる才女。ラテン語も話せてブラックバードにラテン語で話しかけていました。
『厳格なプロテスタントのジェーン・グレイ(堀北真希)は、野心的な父ヘンリー・グレイ(神保悟志)と虚栄心の強い母フランシーズ・グレイ(久世星佳)の元を乳母エレン(銀粉蝶)と一緒に離れ、ヘンリー8世の未亡人キャサリン・パー(朴璐美)の宮殿で王女メアリー1世(田畑智子)やエリザベス1世(江口のりこ)と共に貴族としての教育を受けていた。そこで家庭教師ロジャー・アスカム(上川隆也)と出会う。宮殿では勉学だけではなく、エドワード6世(浅利陽介)やブラックバード(青葉市子)との出会いなど様々な経験をする。そんな中、キャサリンは再婚相手のトマス・シーモア(姜暢雄)との間に身籠った子供を出産後死去、ジェーンは再び親元へ戻ることとなった。やがて、摂政サマセット公(春海四方)の政敵ジョン・ダドリー(田山涼成)の権力が上昇し、最高権力者にのし上がると、王位継承権を持つジェーンは、彼の息子ギルフォード(成河)と結婚させられてしまう。そんな中、エドワード6世の健康が悪化し、ジョン・ダドリーはカソリックのメアリー1世が後継者となる危険性を解き、ジェーンを次の女王にしようと画策する。その後エドワード6世が死去し、ジェーンは突然イギリス女王になるのだと告げられて驚愕するも、拒むことが出来ず女王即位する。エドワード6世の死の直後に避難していたメアリー1世は、自分の即位を認めるように要請するも、ジョン・ダドリーはそれを無視してジェーンの即位を発表。しかしメアリー1世は王冠への権利を主張するためロンドンに進軍し、多くの支持を得てあっという間に王位を奪還してしまう。メアリー1世から改宗を条件に死刑を回避することを提案されるがジェーンはこれを拒否。王位を剥奪された彼女は……』http://www.9days-queen.com/UserPage/Detail/3
唐突なセリフもあるけれど、とても楽しかった。「ギルフォード、そこでそのセリフ言っちゃうの？」っていうのがあるのよ（笑）成河くんだけじゃなく、ほぼ皆さん１か所くらい唐突なセリフがあるようですが・・だからか、ジェットコースター的に物語が進んで行きました。２時間45分（休憩20分）あると思えないくらいスピード感がありました。言葉もとても自然なので、ちょっとテレビとか映画的。
最期、ジェーンに愛されてよかったギルフォード・ダドリー！（そうじゃない説もあるみたいですが、成河ギルフォードが愛されてよかった）
ブラックバードの演出もよかった。サントラ買っちゃったもん（音楽：三宅純、歌・演奏：青葉市子←ブラックバード）。上川隆也さんがジェーンの家庭教師ロジャー・アスカムで、この物語のストーリーテラーだったのもよかった。
そう生歌と生演奏の青葉市子さんが、劇中でブラックバードを演じていらっしゃったのです。神聖な歌声。
ジェーンの乳母エレンの銀粉蝶さん、エリザベス1世の江口のりこさん、このおふたりの存在も好き。すごくナチュラルで、おもしろかった〜。
楽までに、成河くんの出番が増えますように。白井さん、お願いします (￣Д￣)ﾉ
美波ちゃんから成河くん。なにかで共演するのかなぁ。
トートバッグを買うとき、「かわいいデザインですね」と言ったら、それをデザインされた方でした。嬉しかったな〜。
【おまけ】うらい王子が「シンベリン」のとき、ロンドンに行ったじゃないですか。そんはくんに「僕、前にロンドン塔でばったり○木豪さんに会ったんですよ。カラスをじーっと見てたんです」って言ったんだって。
