風林会館５階にて。←ゴールデン街のそば、というディープな立地。
キャバレーだったというその場所はとても広くて、真ん中に花道が設けられていました。その広さに華奢な青柳いづみちゃんひとり・・大丈夫かしら？と思っていたことは杞憂に終わりました。そして、それは「観劇」という言葉が似合わないものでした。
昨年秋に青山であったオシャレな『初秋のサプライズ』 http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20130906/1378481351（これも凄かった）と同じ感じを想像していたから度肝を抜かれました。会場の広さも納得の青柳いづみちゃんのライブパフォーマンス。青柳いづみちゃんの存在に圧倒され、打ちのめされた感。凄かった。川上未映子さんといづみちゃんが同化してた。
文字が音に？音が文字に？いづみちゃんに言葉がついていけないのか。追いつかない追いかける言葉たち。言葉が溢れるというより吹き出すよう。お構いなしに花道を駆け抜ける何度も何度も駆け抜ける。梯子から何度も何度も飛び降りる。
いままで幼い体型だと思っていたけれど、ノースリーブのいづみちゃんは・・白くて長い手足がパールに輝いていて、演目ごとに生お着替えするいづみちゃんは大人になりかけの少女みたいでした。今までの青柳いづみちゃんって表情があまりないという印象でしたが、今回は客席への目線も表情が豊か。美しく挑発的でもありました。
ほんとうに凄かった。
