ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

KAATキッズ・プログラム2014『暗いところからやってくる』1回目★★★★★ 

こどもとおとなのためのお芝居『暗いところからやってくる』全国8か所ツアーの初日おめでとうございます\(^o^)/ 輝夫の夏、はじまりましたね。輝夫と、この世の裏側にあるもうひとつの世界の住人たちにまた会えるこの日を心待ちしていました〜。
定時にタイムカードを押していると間に合わないので、押さずに(その部屋に寄らず、裏口から)転がるように会社を出ました。新宿三丁目から1本で日本大通り駅まで行けるのですが(火曜日と同じコース)タイムカードレスにしたため、予定の44分着より前の通勤快速に乗れたので18時37分に日本大通り駅に着きました。
 


作/前川知大 演出/小川絵梨子 出演/大窪人衛、浜田信也、伊勢佳世、盛 隆二、岩本幸子(以上イキウメ)、木下三枝子
 
大スタジオへ。2年前に入るときの通路に山積みされていた段ボールはなくなっていました。中に入るともうほとんど席は埋まっていて、私は最前列にぽこっと空いていた席に座りました。おばあちゃんの顔が見えちゃう側、輝夫の勉強机のそばなので、とにかく近いっ。ドキドキ席です。(浜ちゃんが通るといい匂いがした〜〜)対面の最前列には小さなお友達がズラリと!

初演も大好きだったけれど、この再演(というより、バージョンアップ)は、さらに大好き。ストーリーは同じで、小物使いや体の使い方や表現、風もバージョンアップしていました。大きく加わった小物は日傘かな。輝夫の部屋の段ボールもずいぶん片付いていましたが、相変わらず片付け下手な天野家(右から左へタイプ)。幸せすぎるーーーー。子どもたちの反応がホントに可愛くてね。笑い声、つい言っちゃう本音がダイレクトに伝わるのも、あの小さな空間ならではだよね。子どもはちゃんと観ていますから。それが相乗効果となり、演じるみなさんのテンションも上がっていきます〜。私もでした〜。

今夜のことはあとで書きますが、この連休、予定のない方はお子様と(ひとりでも)ぜひKAATへ行ってみては?とてもいいお話ですから。おすすめです!だって、小さな劇場で手をのばせば届く演劇、顔が目の前に!膝にふれそうなところを通るんだから。こんな素敵な演劇体験はそうそう出来ないと思います。お子様たちはぜひ最前列に!
  
七夕に小川絵梨子さんとキャスト6人が出演されたNHK横浜放送局「横浜サウンド☆クルーズ」の音声が『まるまるかながわ』のサイトにアップされています。http://www.nhk.or.jp/marukana-blog/cat/radio/post-142320.html
浜ちゃんの声って安心感があるよね。機転もきくし、おしゃべりが上手いので、いつか浜ちゃんホストのトーク番組が出来ればいいのにーー(と、私は常々思っております)。
 
大窪人衛くんは、まさかと思って色んな角度からじーっと見ても中学生にしか見えないよ。2年ぶりなのに、前より可愛いくらいです、輝夫。冒頭、ベッドに寝転がって漫画を読んでいる水色のTシャツの輝夫を見たとき、「同じシャツだ!」「お帰りーーーー」と思った私。お母さんが輝夫をギューッと抱きしめるところでジンときたよー。
 
何より「暗いところの住人の、新人くん」浜ちゃんのラブリーさと言ったらう・・言葉に出来ないほど。表情がくるくる変わります。今回は、ダンサーとしての身体能力も生かされてます。あ、登場シーンが違いました。笑っちゃいます。あたたかい「先輩」盛さん(髪型もバージョンアップ、耳飾りがステキ)とのコンビぶりが楽しかったーーーーー。

          今夜「新人くん」が夢に出てきますように。明日も出てきますように。
 
2年前の日経新聞の記事(内田洋一さん)ですが、ご参考のために載せておきます。http://www.nikkei.com/article/DGXBZO44417090R00C12A8000001/
『この芝居を勧めたい理由の第一は、俳優の魅力。生の空虚さをカラッとした演技でとらえ、高い評価を受ける劇団イキウメの主力が生き生きと輝いているのだ。中学生役が本当に少年に見えるのも驚き。この役を子役にせず、しかもリアルに表現できるのは、童顔で声も甲高いイキウメの大窪人衛がいるから。演技の練度で少年を感じさせるプロフェッショナルな選択。』
『ぞっとする場面もある。もしかすると「子供には刺激が強すぎる」という親御さんもいるかもしれない。作者の前川知大はかつて小泉八雲の「怪談」を再構成した「奇っ怪」という傑作を発表したことがあるが、それに通じる衝撃力がある。この気鋭の作者にとって幽霊とはぼんやりとした存在ではなく、生々しい質感をもつ人体であり、俊敏な生き物なのである。それを子供にもしっかり見せることで「おあつらえむき」と一線を画している。』
      お母さん、泣いている子はいませんよ。
 

 
 
私のも。KAATキッズ・プログラム2012『暗いところからやってくる』  http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20120805/1344179838
http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20120803/1344007289
http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20120731/1343746469
http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20120728/1343490692
 
 いろいろあるね。