ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

そして夕刊 

 朝日夕刊に『母に欲す』劇評(扇田昭彦さん)『公演パンフレットに載った作家・高橋源一郎との対談で、三浦は「剥(む)き出し」の欲望を書くことに飽きて、今回は「もう普通にいい話」にしたと語っている。だが、その結果、“感動的”ではあるが、かなり伝統的な地点に劇が着地したことに戸惑いを覚えた』『演技陣が抑えた声で、異様に長い間を置いてせりふを語るスタイルは、従来型でない表現を探る演出だと思われるが、物語の中身からして、約3時間10分は長過ぎる』
 
 文学座アトリエの会『終の楽園』は、てがみ座・長田育恵さんの書き下ろし。『地主の武生(金内喜久夫)は高級老人ホームの個室に暮らし、4人の子どもとは不仲。長男の妻の紹介で訪れた、年若い絵の講師・未緒(栗田桃子)との交流が、一家のゆがんだ関係をあらわにしていく』
『「カラマーゾフ」の題材は、鵜山から提案されたという。中学生の時、長田の母は難病にかかり、長く入院生活を送ってきた。「母を中心に、どうにか家族を形成している、もろさを含む関係だった。家族を描くのは意図的に避けてきた」と振り返る。「そうした自分の防衛本能も含め、自意識の底にあるものを見つめることが求められた」。脱稿まで、4カ月かかった』『「終の楽園」では、命の終わりと同時に、飽くなき生への希求が描かれる。長田は「死へと向かう過程ほど、生きる力が凝縮される状況はないのではないかと強く思います」と話す。』(増田愛子さん)
てがみ座の作品は『空のハモニカ ーわたしがみすゞだった頃のことー』『地を渡る舟』と観て、とても良かったので、今回も楽しみ〜。