三軒茶屋。 シアタートラムへ。
3回目。今日はB列。プレビューのときと反対のサイドだったので見え方が全然違う美術。最初に観たときと同様、照明・音楽・音響の入り方が、絶妙で、たまらなくゾクゾクします。
少しずつ変わっているところもあり、今日はすごくのびのびしていて、とくにあのシュークリームとコーラの場面なんて演技じゃなく、心の底から笑っているみたいで、なので私もものすごく楽しくなっちゃって、思わず背伸びしてシュークリーム入っているかな?なんて箱を覗いてしまった。もちろん見える距離ではないのだけれど。
浜ちゃんの、しげーる1号としげーる2号の切り替えが鮮やかで、電話のところ、あの壁の角で変わるところとか一拍も空かないのよね。3回目の今日、やっと上着に注目できたわ。そして、女好きというか・・やっぱり結婚には向かないタイプ。プレイボーイという言葉は死語なのかな?まだ生きている言葉だったら、そういう男でした、東滋。そのことに妻の要ちゃんが気づいたときと同時に私も気づくのです。
店の片隅の椅子に座っている、生気が抜き取られたかのように藤枝次朗がスプーンを時々回しながら見つめている小さな器の一部がゆらゆらと光っていたのは、光線の加減なのか、なにかの力なのか。