昨日、あうるすぽっと3F会議室Aにて行われた『4』のプレイベント <川村毅作『4』の旅2011-2021> に参加してきました。
川村毅レクチャー 聞き手:小宮山智津子(劇作家の作業場2011)
始まる前、2011年11月のシアタートラムでの映像(/F 手塚とおる/O 吉田鋼太郎/U 扇田拓也/R 中村崇)が流れていました。
トークでは、私も観に行った2012年世田谷パブリックシアター主催公演として白井晃氏演出により初演の映像も流れて嬉しかった。この舞台は、演出上観客の中での演技なので、映像化されなかったのです。
『4』は、2010年度世田谷パブリックシアター学芸企画<劇作家の作業場>「モノローグの可能性を探る」というワークショップからスタート。川村さんにお願いして、2011年3月29日に「モノローグの可能性を探る」という上演の予定のないワークショップを行ったのが最初だったそうです。まだモノローグの最初だけのテキストを当日俳優陣に渡して配役を変えながらリーディングとして発表したとのこと。
舞台化しようということになる、2011年11月に川村さんの演出でブラッシュアップのために一部リーディング(わざと最後までやらなかった)。世田谷パブリックシアターとしては作者と演出家を分けて上演することが決まっているいたので、白井晃さんに演出を頼むことになり
2012年シアタートラムで『4 four』上演。出演:高橋一生/田山涼成/須賀貴匡/野間口徹/池田鉄洋 美術:松井るみ
これが度肝を抜かれる演出で、私は興奮しました。観客の中で演技するので俳優たちはかなり疲労したようですが。
野間口さんは、この時客席にいた方と結婚したと!綺麗な人がいると話したら池鉄さんのお知り合いだったって・・野間口さんの役だと客席を観察する時間ありそうだものね(笑)
その後、海外へ。ニューヨーク、コペンハーゲン、ソウル(セウォル号演劇祭2017)(ソウル演劇祭)のお話。
2018年、春風座「『4』上演の可能性を巡る劇場体験」映像・マルチメディアを利用した実験。音遅れなどあり難しかったらしい。
2020年5月シアタートラムと春風座で予定されていた川村毅演出の舞台は新型コロナウイルスのため延期(8月、あうるすぽっとと春風座で上演予定)
会場で知り合いに会ったので帰りにフラッシュネスバーガー。